コスモポリタン・ライフ

来週から、１ヶ月ほど休暇でスウェーデンに帰ります。

うちの場合、

夫がスウェーデン、私が日本なので、

「里帰り」といえば、

２者選択なんだけど、

スウェーデンに自分たちの家があるので、

今は、スウェーデンに帰ることのほうが多い。

夫は、日本に行きたいともいうんだけど、

例えば、

ドバイ→日本→スウェーデン→ドバイ

という経路は

非常にコストがかかるし、

時間もかかる。

昨年、私だけ日本に帰ったときも、

休暇でドバイからスウェーデンに行って、

それから日本に行き、

当然、チケットは、スウェーデン経由なので、

帰りは、

日本からスウェーデン経由で、ドバイという

気が遠くなるような距離を往復し、

かなり疲れた～　→しかも一人だったし

よって、

知らないうちに

日本に行く回数が減ってしまうのだけど。

さて、

世の中にはいろんな国があって、

住んでみると

人によって好き嫌い、合う合わないもあると思うし、

「住めば都」っていうのもあるかもしれない。

私、個人的には、

ドバイは、なぜか「帰りたくなる」。

夏は人間が住むとは思えない温度になるし、

マナーの悪いドライバーはいっぱいいるし、

砂まるけで空気なんか澄んでないし、

常識の違うガイコク人ばかりでイライラする。

巨大プロジェクトは毎日世間を騒がせ、

街は眠らない。

こんなんだけど、

なんか帰りたくなるんだなぁ～。

ドバイって

けっこう面白い。

金持ちがいるかと思えば、

貧乏人もいるし　（→極端）、

それらが平和に暮らしていて（一応ね）、

治安もよい。

イスラム文化と思えば、

欧米文化、アジア文化がせめぎあっているし、

食べ物もいろいろあって、

いろいろなモノも買える。

税金もない。

日本やスウェーデンに比べれば

まだまだ物価は安い。

出稼ぎの人たちが多いので、

みんな、同じような気持ちになるのか、

助け合いの精神というのもあるし、

ガイコク人だからという疎外感も

みんなそうだから、気にならない。

都会かと思えば、リゾートや砂漠もあって、

「カッコよさ」と「田舎臭さ」が混ざっている。

そして

何より、ドバイに来て

「世界観」が変わった。

最近では、

どんな巨大プロジェクトも、免疫ができたせいか、

さほどショックは受けないものの、

世の中には

「こんなスゴイことを考える国があるんだ」と。

私の世界観は、

すでにモルディブの

極端な離島生活でも変わったけれど、

ドバイではもっと違うものになった。

こっちに来る以前は、

全然知らなかった「ドバイ」だけど、

意外な場所だった。

もしかして、

「住めば都」なのかもしれないけどね・・・

はて、

次はどこの国に行くのやら・・・・・