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テーマ:海外生活(7781)
カテゴリ:世界のキッチンから
夫が夕飯用にビールを買いに行くというので、 私も何か買ってきてもらおうと頼んだ。
リスクエストは「甘め」。
甘いビールなんて邪道かもしれないが、 これが侮れない。
世界には美味しいビールがあるものだ。
そこでシェフ夫のチョイスはこれ。
その名も修道院ビール。 ベルギーの修道院で作られるトラピストというのだが、 これが実に美味しい。
別名チョコレート・ビールというのか、 色もにごった茶色で バニラやアニス、キャラメルといった香りも楽しめる。
実際、 発酵の途中でキャラメルシュガーを入れるらしい。
こんなのデザートビール?と思いきや、
コクがあって、酸味もあってどっしり舌にくる。
アルコール度数は11%以上。
ワイン並みである。
いわば、大人の味である。
こんなビール、あまり見かけないねというと、 どうやらこれをレストランで出そうとすると 相当な値段(1ボトル330ml、2400円ほど)になるらしいので
ビールでそんな値段、
高すぎやろ~
ってことで、扱いにくいらしい。
確かに、 リカーショップでも普通のビールの2,3倍はする。
食事と一緒に飲むにはちょっともったいないか・・・・
っていうか、 ちびちびと単独で味わうビールかもしれない。
さて、 スウェーデンにも発泡酒なるものが出ている。
50%カロリーオフである。
・・・・といっても スウェーデン人が好んで飲んでいる味とは思えないので 日本ほどポピュラーな商品ではないと思う。
たいがいのスウェーデン人にしたら 「ダイエットビールなんてビールじゃない!」って 感じなんだろうけど、
昨日の新聞には、 スウェーデン人は30年前に比べたら 明らかに「太っている」、
という記事が載っていた。
たかが2、3年前に比べても 街を歩いていても なんだか太っている人が増えたような気がする。
環境問題には敏感でも 健康志向にはいまいち疎いスウェーデン人という感じである。
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Last updated
2008.01.30 18:02:53
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