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透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ            by雪虫の伝説

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2007年06月17日
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カテゴリ:ちびたエンピツで
今はもうあがってしまっているのですが。
夕べはすごい雨でした。

雷が遠くで聞こえて
それでもときどき空いっぱいが明るくなるほどの稲光でした。



帚木ハハキギ雨夜の品定めでは
光源氏はほとんど何もしゃべりません。

ただ眠りたかっただけなのです。
ですから
他人の発言も何も聞いてはいないのです。

相槌を打つこともしてはいません。

ただただあくびをかみ殺しています。



光源氏にはこのときすでに妻がいます。
だから
男たちの女性論に興味がなかったというのではないのです。

彼はあるひとりの女性のことを考えていたのでした。


10代の光源氏はむちゃくちゃです。

夜が明けて妻の元へ退出した彼は
唐突に別の女性のいる他人の家へ行くと言い出します。


紫式部光源氏に思い入れを持っていたことは確かですが。
完全な好意を持っていたかといえば・・決してそうではなかった・・と

私はそう思っています。









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最終更新日  2007年06月17日 12時26分46秒



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