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変なじじい『ゆきのじょーお』

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2005/11/15
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カテゴリ:TV
ビデオでは第7巻で、第13話 「強襲十津川屋敷」と 第14話 「狂った盃」ですがなーあ

「強襲十津川屋敷」 
これはですねぇ、薩長に利用されて、死んでいった若者の話ですがな~あ。
こうした、名誉欲に駆られた若者を鉄砲玉として使ったんですがなーあ。
成功すれば、士分に取り立てると言うことでな~あ。失敗しても、浪人のために、藩には傷が付かないというわけででしてなーあ。

 十津川村の郷士というのは、こういう機会を見るに敏なところだったようで、天誅組の時も、多くの若者が参加したようだ。

 この作品の主人公千葉大輔もその1人だった。長州藩の命を受けて、刺客となった。
料亭に張り込んで、機会を待つ。男が女の元に通ってきた時を襲撃する。

 その男は水戸藩の杉虎之助だった。かつては勤王の神様といわれた男が、長州に命を狙われているのだ。
だが、新選組が男を守った。刺客が斬り込んだが、あっけなく斬られてしまった。
杉の身代わりは、沖田総司だったから、腕が違いすぎた。
「この男は、いちばん割に合わない死に方をしましたね」って台詞が良かったな~あ。
この事件をコアに、集団バトルも面白かったですがなーあ

「狂った盃」
山南敬助が次第に、新選組から離れている様相を描いた作品ですがな~あ。
蛤御門の変で、長州に勝利して、その祝宴の席に山南は姿を見せず、本願寺の寺侍と会っていた。
楚々いて、勘定方の隊士も、早退をして、山南のサポートをしていた。

この隊士が、酔った勢いで、男とぶつかって、相手を斬ってしまった。
浪人で、竹光の男を殺したのだ。喧嘩で届けてけば、武士通しの喧嘩ですんだのだが、山南のことで、外出がばれてはと、工作をしたのが、裏目になった。
男は、ご丁寧に、殺された男の嫁さんに親切にしすぎた。そらしたごころありまんがなーあ

山南の離反を、こうした男を登場さして、描いているんですなーあ。

「祇園、本願寺、知恩院に憎まれたら、失脚する」と京では言われていたとか・・
何か、しっくり来ない作品でしたがな~あ。





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最終更新日  2005/11/17 07:30:15 PM
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