★自己的路★

よく『彼氏にしたい』って言われる由紀緒です。
みなさん、いかがお過ごしですか？


正直、嬉しくないし、微妙な気分(笑)
まぁいいんだけど、色んな人に言われる。
何故か女子にモテる。
今まで彼女候補が何人いたことか…オンナには不自由していないんですけど(違っ)

かつてバイト先に他の女の子たちに嫌われる『女の敵』みたいな男遊びが
激しい人がいたのだが、私だけはなぜが彼女にとても好かれていて
(みんな多かれ少なかれ彼女から意地悪されていたらしい。)

『葛城さん、男だったら絶対モテるよ！』


と喜ばしくないお墨付きをいただいた。
『男だったら』というとこが哀しいが、だからこそ彼女に好かれていたことが納得できた。


人生にモテ期が3回あるというが、来た気がしないけど、女子にモテたモテ期も入るならとっくに終わったな…


逆に『彼女にしたい』と言われたことはないです。
言ったことあるけど、彼女への想いは完全なる片思いです(笑)


いや、私は男性が好きです。(念のため)



日曜にディズニーシーに行ったら、やっぱり何度か『彼氏にしたい』と言われた。

ななちゃんは、長く付き合っているとても素敵な彼氏がいるのだけど、
そう考えると私の『良い男指数』は結構高いらしい。




数年前にある友人に


『男だったら良かったのに。』


と本気で言われた時があってどうしようかと思ったね(ﾏﾃ)
が、間違ってもそのコを彼女にはしたくないと思ってた、私は。ごめんね。



まぁいいんだ、そんなことは。





有り余る時間待ちで仕事の話で滅入ったから、女の子っぽく恋バナをしていたんだけど、




『その人やめて、他の人にしなよ』



と言われた。
結局のところ、みんな私の主観で彼の話を聴くので、すごく良いことを言えば、
評価は上がるし、逆に良くないことを言えば評価は下がる。
当たり前の話で、それが悪いということではない。


誰になんと言われようが好きなもんは好きなのだ。
だから良い。そして私はきっとそう言ってくれることを期待していた。
理由は色々あるけど。



私の中では性的対象(あえて異性とは言わない。あくまで恋愛対象)
に対する『好き』には3種類ある。


だから、例え『私はあなたが好きです』と言っても『付き合ってください』
という意味ではない。


『付き合う・交際する』とはどういうことなのか、数年考えて最近とりあえず
納得できる答えが一つ見つかった。
正解はないけど。


試しに付き合ってみるという選択肢はないし、
なんとなくいいかもとか、たとえ好きだと言われようが、関係を深めようとは
すぐには思わない。



はっきりしない関係をみんな白黒させるのが好きみたいで、よく
『はっきりさせなよ。』と言われるけど、別にいいんだけどなーって思っている。


想い伝えて、受け取ってもらえなかったこともあったけど、
その後気まずくなった経験がないので、

『この関係が壊れるのが嫌』


という少女漫画的なジレンマはない。だから意外に自分から言えてしまう。
それはあくまで、私の『好き』と相手が受け取る『好き』に認識の差があるからだと思う。
だから気まずくならない。そのことに気が付いたのは、3年前に告白したときだった。





自分の心の庭に入れたい人っていうのは限られていて、入っても平気な人かどうか迷う。
とても好きな人であっても迷う。
それは『友達』でも同じ。


傷つくのが嫌とかそういうことではないのだけど、私の価値観に理解を示すこと
ができる人でないと、後々色々と迷惑かけたり、傷つけることになると思う。


理解とか納得しなくてもいいから、とりあえず『そんな考え方もあるのか』と
思ってくれさえすればいい。否定されたら、そこから先は進めない。


同性の友人にさえ、考え方を否定されたことがある。
もともと一般的な意見と相違があることが分かっていたから、それ以上説明もしなかった。
不毛な議論をするつもりも、喧嘩したいわけでも、自分の意見を押し通すつもりもない。



THE NEUTRALのしげるさんのブログに書いてあったことがとても共感できた。



私は彼を好きなだけで良い。
でもきっと心根では深めたいと思っている。
とりあえず、そこは認める。

古澤さんが描くような恋愛に憧れる。それも認める。


今まで曲がらなかったポリシーも簡単に曲がってしまい周りが驚いたくらい好きだ。
それも認める。


もしも、少しでも想われているならこんな嬉しいことはない。





でも、悲しきかな今の私にはどうすることもできないと気がついてしまった。
さて困った。