065509 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

★自己的路★

★自己的路★

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

プロフィール

由紀緒

由紀緒

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

由紀緒@ Re:いやいやいや(01/26) xxxさん Mさまといえば、「カシス…
xxx@ いやいやいや あのMさまが酒断ちなど考えられないねw …
由紀緒@ Re:ものもらい・・・(10/10) xxxさん おかげさまでものもらいは治り…
xxx@ ものもらい・・・ 痛そう・・・。 エロ眼鏡(笑)は私もほ…
由紀緒@ お久しぶりどす。 xxxさん まじすかー。六本木の丘でイベ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2011年02月07日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
リリースされるCDの中で、どのバンドでも『最高の一枚』があるというのが持論である。




誰が聴いても『このアルバムが一番良いよね』と自然と票が集まる一枚。

それは一番初めに出したアルバムだったり、最後に出したアルバムだったり、
途中で出したアルバムだったり、バンドによって様々である。

今も続くバンドだったら、
『新しいのを聴いてみてコレもいいけど、やっぱりアレを越えるCDじゃないな』
という場合がほとんどのような気がする。



どんなに好きなバンドでも。






『palette』を聴いた時にダイアブロックのCDの中で『最高の一枚』だと思った。


だからといって、前の2枚が良くないという意味ではなく、あの2枚とも
初めて聴いた時には『おっ!』と思ったので、その時その時にできる最善が
詰められていたことが分かる。


曲の好き好きはあるにしても、『虹』よりも『JUICY』で
『JUICY』よりも『palette』が良いと思ってしまうのは、
それだけメンバーそれぞれがバンドに対して、メンバーに対して、
曲に対してやりたいことができて・・・

それを成長というのだろうけど、過程が良く分かって、
だからこその『最高の一枚』だといえる。





私はアルバムを聴く時に聴き飽きるほど聴いたCDであっても、シャッフルして聴かない。


イチイチプレーヤーの表示を見るわけではないので、最後の方になると
前の曲の終わりなのか、次の曲のイントロなのか分からないときがある。

だから実際にどうやって曲順が決まるのかは分からないけど、
前後の曲の繋がりとか本当は良く考えられているんじゃないかと思っているから。





例にもれず、『palette』も曲順がすごく良くて流れがある。

緩急があるというか。
これは前のアルバムには感じられなかった流れだと思う。
まとまりというか、1枚全部聴いて一曲になるみたいな。


どの曲にもそれぞれ良いところがあって、捨て曲のないところがこのアルバムの特筆すべき点。

前後の流れが、という割に私の場合あまり好みではない曲があるのが事実であり、
普通だと思っている。
だから『あんまり好きじゃないなー』って曲がなかったのがとても嬉しく、素晴らしいと
思った。




もうひとつ特筆すべきは、似ている曲が一つもない。
これはとてもダイアブロックには重要な点だと思うけど、
一曲一曲の特徴が上手く表現されているからだと思う。



どのバンドでも、度合いは違っても似てる曲ってのは存在する。
それがバンドのカラーなので仕方ない部分があるけど、歌詞の内容と
テンポとリズムが近いと大体おんなじように聴こえる。

実際は全く違うのに、イメージが一緒。同じカテゴリーみたいな。






1枚を通じてそんな印象を抱かせないというのは、ひとえに彼らの想いであったり
努力の賜物だと思う。


一番初めに聴いたときに、『この曲が一番好きだな』と思ったのは意外にも
『夕暮れ交差点』だった。


この曲は以前に全く違うアレンジの曲だった気がする。
それに気がついたのはサビに入った時だったんだけど、前に聴いた時にはこんなに
心に響く曲ではなかったと思う。失礼な話だけど。


一度(ではないけど)聴いたことがある曲が『こんなにいい曲だったんだ』と
思わされたので、とても意外だった。



哀しい曲や切ない曲が幸せな曲よりも人々に受け入れられるというのは、
個人差はあるにしても辛いときに音楽に癒しを求めるからだと思う。

同じような想いを抱えた曲たちが心を癒す。






最後に『ハルカゼ』を持ってくるあたり、ニクイ演出である。
この曲以外に締めに相応しい曲はないんじゃないかというほどのしっくり具合。
解散することを知り、改めてこの曲を聴くと色んなことが思い出されてとても切なくなる。





このアルバムはとても良いCDで『最高の一枚』だと言ったけど、
これがずっと『最高の一枚』であり続けるとは思わなかった。


次に出すCDもその次に出すCDもどんどん良くなっていくんだろうと思っていたから。







本当はこれを書いていたときに『これが“最高の一枚”にならないことを期待する』
と書こうと思っていたのだけど。





2005年の春風が吹くころ、初めて六本木でライブを見た。
正真正銘、あの日がダイアブロックとして初めてのライブだったのに、
3人はとても楽しそうに、そして前からずっとこのバンドを組んでいたんじゃないのかと
いうほどのまとまりがあった。


そして約6年経ってバラバラの道を歩むことになったけど、なぜだかとても爽やかで
前向きな『解体』。
最後まで爽やかロックバンドである。



もう少し聴いていたかったからとても残念で寂しいけど、笑顔で見送ろうと思う。




数年前に私が書いたメッセージをずっととっておいてくれてありがとう。
あの時感じたことは今はもう感じなくなりました。



『これを読んで、ちゃんとできてるかなって思いながらライブをやった』
と言われたときには言いようのない嬉しさがあり、
想いが反映されたステージは圧巻でした。




厳しい言葉も真摯に受け入れて取り入れる。


まぎれもなく、ダイアブロックはかっこいいバンドで、大好きなバンドです。
ありがとう。そして最後まで頑張れ!



【ライブスケジュール】

2月19日(土)下北沢屋根裏 THE TAPIRSレコ発イベント

2月24日(木)下北沢MOSAiC ダイアブロック企画『diary block vol.3』

2月27日(日)吉祥寺WARP  星屑オーケストラ企画  ※ラストライブ
        



ダイアブロック公式HP

CDをamazonで購入する














お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年02月08日 12時46分18秒



© Rakuten Group, Inc.