私のたからもの

３月に入ったある暖かい日。
ソウルからユンが
またまたまたまたまたまたまたまたまたまた
やって来ました。

記念すべき１０回目です

東京で同窓会があるので
その前前日に我が家へ来てくれたのです。

そこで・・・・
せっかくなので１０回記念に
『蒸気機関車の旅』を計画してみました

朝５時　まだ薄暗い中出発
子供たちは寝ている布団からそのまま
車の中へ運ばれました。

そして９時ちょうど
蒸気機関車乗り場に到着



もうこの時点で子供たちもユンも大興奮
実は乗車時間まで約１時間もあるのです。
どうやってこの興奮状態の子供たちと時間をつぶそうかとおもっていたら
ちゃんと展示場がありました！

昔ながらの駅に昔ながらの客車があり・・・

乗車体験も出来ます。
（動きませんが・・・・）

そばにはジオラマもあったりして
展示場を見学したり、走ったりしてるうちに
あっという間に時間が流れ
乗車時刻となりました。

私たちの乗る客車は
一番前！
そして座席も一番前！
蒸気機関車の「ポ～～、しゅっしゅっ」という音が
一番良く聞こえる席です。

客車も昔のままを再現してあって
天井の灯りも白熱灯なのです。

窓も“ガタガタ”させながら開ける昔の窓なので
子供たちは開け方が分かりません（笑）
本当に貴重な体験です！


終点まで行くと１時間半かかるのですが
私たちは途中下車します。
なのでちょっとおやつタイム

ガタンゴトンと揺られながら
ゆっくりと蒸気機関車は進みます。
冷暖房も無いので、窓を開けてそよ風を感じます。
川沿いのきれいな景色を見ながら
おやつを食べて、お茶を飲んで・・・
のんびりとした時間が流れます。
もしかしたら子供たちよりも
私の方がこの旅を楽しんだかもしれません。

３０分後
私たちが下車する駅に着きました。
降りると
「蒸気機関車が発車するまでそのままホームでお待ちください」
というアナウンス

おかげでこんな風にすぐ間近で
蒸気機関車が動くのが見られました！


“ボ～～　シュッ・・・シュッ”と大きな音が響き
“大きな黒い鉄の塊”（のように見えるのです！）がゴトゴトと動き始めると
そのあまりの迫力にビビったスンイ君が
大慌てでお父さんのそばへ駆け寄りました（笑）

その頃ユンは・・・

夢中で動画の撮影中


こうして蒸気機関車を降りた私たちは
すぐに車に乗って　近くの道の駅へ行きました。
実はこれで終わりでは無いのです～。

この道の駅で温泉に入った後
２階のベランダでお昼ご飯を食べていると・・・

この日の第２便がやって来ました！

↑「お～～～い」と
叫びまくりの３人。

これを見るためにここへ来たのです！！！
時間の計算がうまくいって良かったぁ～

この後ユンは東京へ向かいました。
車の中で
「今から一緒に“のぞみ”に乗って一緒に東京へ行く？」とユンに誘われ
「うん！行く～！」と二つ返事のホリム君。
でも車に乗ってすぐに寝てしまい
起きた時にはユンはすでにおらず・・・・。

ホリム君は
『ホリムはね、ユンと一緒に蒸気機関車に乗って東京へ行った』
と記憶してしまいました（笑）

そしてこの日以来
「ユンは東京へ行ったまま　まだおうちに帰って来ないねぇ。
　どうしたのかなぁ～？」
と、連日言い続けるホリム君でした。
ユンを完全に自分の家族だと思っています。
（その通りだもんね、ホリム君！）