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2013年09月22日
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カテゴリ:観劇★その他
今期最後の・・・「レ・ミゼラブル」9月21日ソワレ
3回目にして早くもマイ楽となってしまいました。
この日はいっくんマリ、駒田さんテナ、上原君アンジョ目当てに行きました。まだまだ観たいキャストがあったけれど、予想外のチケ完売で確保できず、開幕後は当日券も出たようですが、もう確実となった来年のために祐貯に励まねば!と思いとどまりました。

最後のこの日はまた3階席から。
最初にすごく気になった音の響きは、やはりもう気になりませんでした。気のせいだったのか慣れたのかは定かではありませんが。

アンサンブルさんが後半の組に変わって、ちょっと雰囲気が変わりました。こちらの組の方が若干おとなしめな感じがした。でも、新生レミがとてもパワフルに感じられるのは変わらず。

3回ともバルジャンはキムさんだったのですが、今回が一番よかったです。
これまでも相変わらずの圧倒的な声量で聴かせてくれてましたが、前回は少しお疲れでも出ていたのでしょうか。。。彼を返してやラストの高音部分がちょっとつまり気味に聞こえました。でも、今回は高音部分もとても安定していました。
あとは・・・やはりお若いせいか、動きがどうしても若若しい気が・・・結構背中がしゃんとしてる・・・。マリウスに自分が誰であるか告げたあとは、まあるく小さくなって見えたけれど。
どの舞台を観ても、その役がらのせいもあり、背筋をピンと伸ばし胸をはった姿勢を崩さないあの方が、この作品では市長様の一瞬以外ずっと丸い背を見せてくれる。そんな姿が懐かしく思い出されました。

ところで、
わたしは3回しか観ていないからちゃんとまだ理解できてないのか、とりあえず今とっても謎!なところが・・・

バリケードでのバルジャンの動き・・・

バリケードでのバルジャン。マリウスがどの青年であるかわかってから、彼を愛おしそうに見つめつづける・・・のがこれまで。
新生レミでは、わかってからあとも結構バルジャンは動く。飲み物ももらうし、バリケードに上がってアンジョ(だったかな?)と言葉を交わしたり・・・。決してずっとマリウスを見ているわけではないような・・・。
原作では、マリウスからコゼットへの手紙を読んだバルジャンはコゼットの気持ちが自分以外の人間にあるのを辛く思い、マリウスが砦で死んでくれたら幸運!みたいな気持ちも一時は抱いている・・・
あの動いてる時間はバルジャンの心の変化の間なのだろうか?複雑な心を整理する時間?
そして、“彼を返して”以降はもうマリウスを守りたい気持ちでいっぱいになってるわけだけど、以前のレミではそれ以降のバルジャンの行動・・・銃撃戦の後、撃たれて死んだ?と思ったマリウスがまだ生きていて、神に感謝して十字を切る。そして彼を砦から連れて逃げる・・・は全部納得できる。
今度のは、一度上手に消えたり(あれは何をしに行ってるのかな?)、銃撃戦のあとマリウスより他の2人の青年の様子を見たあとにマリウス。マリウスがそこに倒れてるのは最初からわかってたと思うのだけれど・・・。
1回目はなんとなく見てて、まだあまり気になるとかならないとかなかった。
2度目に前方から見てて、んん?と思った。
今回はしっかりよく見るようにして、やっぱりうーん???と思った。
まだまだちゃんと見れてないからそのせいで何か見落としてて、それで何かつじつまがあわないような気になっているのかもしれないけれど・・・でも、もう舞台を見て確認する機会もないので・・・ちょっとしっくりこなくてもどかしいままです。。。

川口ジャベ。良いお声ですね。
自殺したジャベールのはけ方・・・やはり1度目ではよく見れてなくて、2度目の吉原ジャベの時にわかりました。盆もないし・・・あんな風になったのね。と
川口ジャベは、”星よ”でちょっと優しげな感じに思えた。
ジャベールというと、これまではあの場面、圧倒的な威圧感とそして祈り。厳粛な感があった。
歌いながら動くからなのでしょうか・・・以前とはちょっと違う印象を受ける。
どちらがいい、というのではないです。今回の設定も興味深いし。
でも、わたしは以前の感じが好きだったかな、と思います。あの場面の冷たい空気感・・・それも印象的でとても好きでした。

バルジャンとジャベールのファンティーヌの病室でのハモリ。合わすところや最後がわずかにずれるのがちょっと残念だったかな。。。

今回のお目当て、駒田テナ・・・ずるがしこさ満々でさすが!
上原アンジョ・・・力強いリーダー。よくはまってる!!
いっくんマリ・・・歌、巧みになった!って感じました。この間のStarSで聴かせてくれたのとはまた全然違う。若い人達の進化は毎回毎回驚かせてくれますね。

前回のキャストでは・・・
吉原さんもすごい声量ですね。威圧感満々のジャベールでした。
とてもいいバルジャンも演じてらしたと聞きました。今回観る機会がなかったのは残念でした。

KENTAROさんのテナルディエ。良かったです!なんかとってもスマートでインテリ感のあるテナ。これまで観たいろいろな方のテナとは随分違う印象があって面白かったです。

昆ちゃんのエポニーヌ。スレた感じもありつつ可憐で儚い。とても良かった!



長くなりました・・・もう少し書いておきたいことがあるけれど今日はこのへんで。。。





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最終更新日  2013年09月22日 11時46分39秒
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