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テーマ:男の子3兄弟の子育て(996)
カテゴリ:子育て
うちの3兄弟は、約2歳違い、、、長男と次男の間2歳1ヶ月、次男と3男の間2歳2ヶ月、
なので、3男が1歳半頃、段々と兄達の真似をし始めたり、遊びの邪魔をするようになった頃から小学の中学年位までの約8年間、3兄弟にありがちな喧嘩は極当たり前にありました。 でも、お互いに約束や決まり事を自分達で決めて守れるようになってきた頃から 親が止めに入らなければならないような喧嘩は、全然無くなりました。 そして、よくうちの兄弟の事をよそから見ると(親戚、知人とも)見事に上下関係が出来ていると 言われました。それは、成人した今でもよく感じます。 決して、頭ごなしに従えられている訳ではなく、弟は兄を頼りにして甘えたり上手に助けて貰ったりしていて、兄は弟の面倒を見ながら、冗談に近い位の状態の兄貴風を吹かせて威張っている・・ そんな、「お前たち今いくつやねん」というような、兄弟での悪ふざけがこの春まで続いていました。あまりに楽しそうなので、親もついつい覗いたり、参加しようとしたりもしばしば、、、 むさくるしい男3人の共通の居場所は常に6畳和室です。(ひどい状態の事が殆どですが、母は そこを無法地帯とみなして、一切関知していません) 2階に一人ずつ一応一人部屋は、ありますが、一つのコタツ、ソファー、二台のテレビを置いた和室が憩いの部屋です。 ここから、本題です。 何で、そんな兄弟関係になったか?遡って、考えてみたいと思います。 今、兄弟喧嘩に気を揉んでいる、男3兄弟以上の男の兄弟関係の構築に悩んでおられる 若いお母さん達の参考になればと思います。 まず、幼少時の頃のうちの状況です。 両方の実家は、500キロも離れているので、祖父母の援助は望めない、完全な都会の各家族世帯 11階の高層の団地住まい(当時の部屋は2DK)、主人は次男が産まれた年に独立したばかりで 全く子育てに協力は望めない状態、私は専業主婦にあせりと、子育てに飽き始めていました。 そんな中、狭い団地の中3兄弟は、珍しい方で元気が良すぎて浮いているような感じでした。 よその家に行くのは、うちは3人が固まりで(笑)動くので遊びに行かせるのも気が引けます。 なので、よその子(長男の友達)が一人遊びに来る形が多かったです。 よそは、4歳以上離して第2子という所が多かった。 でも、3人でも持て余し気味なのに、それ以上に増えて面倒見るのは、もう勘弁という感じ それに、よその子が入ると長男がいいかっこして、何かの拍子に弟達に意地悪して、それを 私が叱らなければならない場面が何故か増えるんですよね。 そして、一方的に家ばかりが遊び場所になることが続くと疲れてきます。 3男が、2歳近くになると、喧嘩もするけれど兄弟3人で十分に遊べるようになる日も 増えてくるので、たまには友達と遊ばせるけれど、兄弟が仲良く遊んでくれたら それが一番面倒が無くて、「楽じゃん」と思えるようになって来ました。 だって、兄弟喧嘩なら放っておくような位のいざこざも他人が入るから余計に叱らなければ ならないのは、私のストレスを増やすだけ・・・ そんなこんなで、私がとにかく、兄弟が仲良くなってくれるように気を配ったこと 一つ目は、3兄弟に考えられる限り物心共に平等にすること。 発達段階や理解力によって、難しいことも多いのですが、いろいろな場面で納得させるようにし ました。 例えば、兄が自転車に乗れるようになる頃、次男も欲しい訳ですが、無駄な買い物をしない為に は、同じ大きさの自転車に乗れるようになるまで我慢させる。 そして、その大きさの自転車に乗れるようになれば、兄のお下がりではなく弟に同じように新し い自転車を買い、兄はサドルの高さを調節して次は高学年になって、大人サイズが乗れるように なるまで大事に乗せました。 兄はいつも新しいもので、弟たちはお下がりということを避けたかったんです。 それは、主人も次男、私も次女ということもあって、上だからいつも新品で当たり前は 嫌だったんです。 そして、自分も我慢したら、買ってもらえた時、本当にうれしくて物を大事にすると いう気持ちも育てたかったんです。 このことは、良かったと今でも思っています。 そして、誕生日は物ではなく、私の手作りのケーキや料理で特にプレゼントは用意しませんでし た。一人だけに用意することは辞めたかったんです。 でも、このことについては、少し反省もあります。 うちのプレゼントは、クリスマスとお年玉の時だけにしていました。 一つ目としてのまとめで言いたいのは、 まず、兄弟間で不必要な僻みや妬みになるような不公平感を極力抱かせないように 親が努める事が大事ではないかと信じて、子育て中に一貫してその気持ちを、 夫婦で一緒に貫き通しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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