ゆらのと　徒然草

近況報告
　五月頃から体調を崩して、2ヶ月以上のご無沙汰である。
　食欲もなく、体重が減ったので、先月初め、人間ドックに入った。人間ドッグの医療機関から、「総合病院で精密検査を要する」が４か所もあった。長岡日赤病院で７月16、17日に精密検査を受けた。
　7月29日は私の83歳の誕生日だったが、あまり嬉しくなかった。この歳まで生かしてもらった感謝よりも、生の執着が強いのである。「もう三年は生きて書き残しておきたいことがある」と表向きはいいが、その年になると、次の欲望が出てくるに違いない。
　今年の夏は暑い。あんなに好きだった畑仕事も手入れをしないので、雑草が生い茂っている。夏野菜は
全滅に近い状態だ。
　昨日は長岡市で気温が40.6度まで上がった。生まれて初めての体験だった。昨日は長岡日赤病院で受けた精密検査の結果の予約が入っていたので、妻とタクシーで出かけた。
　それが、何と、思っていたより朗報だったのだ。　
　心配していた胃がんのポリープはピロリ菌によるもので、薬で、７割は消滅でるし、もしだめでも内視鏡手術で切除できるし、不整脈も薬の治療で済むだろいうということだった、（他の2ヶ所は年相応の老化現象）　急に食欲が出て、信濃川と越後の山々が見える12Fの食堂で昼食を満喫
した。
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　写真説明：私の父の生誕地は中越地震で有名になった山古志である。一昨日、お墓参りの帰り、今年が最後かもしれないと思って、次男の運転で山古志地区を訪ねた。久しぶりに見る、父の集落は本当に美しかった。南米産のアルパカが生育に合っていてるらしく、牧場までできていた。孫たちすっかり気に入って「毎年も来たい」と言っていた。私もそんな気になった。