「ことこと かるてっと」 楠田夏子
本屋で百合作品を物色していたらちょっと気になったので買った作品です 百合百合はしてませんが、なかなか良かったので紹介しておきます 京都にある大学女子寮・れんげ寮。 音を「見る」ことができる『共感覚』を持つことで人との接触を避けていた野原蓮華が隣の部屋の牧茜、上の部屋の万城目亜理沙、斜め上の部屋の難波彩子と不思議な共同生活を始め友情を深めていくお話。 ことはミステリー作家を目指す難波の溜め込んだ本の重みにより4つの部屋に面する壁と床(天井)が破壊されたことから始まる 4人はこの事を隠しながら生活していくのですが、人目を避け「開かずの間」の住人と噂されていた蓮華は3人に少しずつ心を開いていきます しかし蓮華が自分が作った空想の住人だと思っていた娘が実は茜だったことを思い出し、話は急展開に進みます お話は蓮華が中心となっていますが、それぞれがメインの話もあります男はモブのみ作風が独特なので好みは分かれるかもしれません 【送料無料】ことことかるてっと(1)価格:440円(税込、送料別) 【送料無料】ことことかるてっと(2)価格:440円(税込、送料別) 『共感覚』というものは実際にあるそうで調べてみたら色々載っていて興味深かったです 私には無いかなぁ~。。。