新・青春18きっぷの旅 その3
軽井沢からは、しなの鉄道で出発です。窓口で自販機で買える以外の乗車券はありますか?と聞いて購入したのが、この券です。本当は硬券が欲しかったんだけど、無いのかな?1400円はやっぱ高いなぁ。65.1km、普通のJR運賃なら1,110円です。横川-軽井沢間のバス運賃と合わせると1900円、青春18きっぷ1日分2300円と比べると?だね。まー、しょうがないか。 11:06発の115系です。JRからの払い下げ電車をカラーリングだけ変えて使っているということです。中軽井沢までの途中、左側に長野新幹線を見ながら併走して進みます。 4分の待ち合わせで小諸駅で乗り換えました。同じ115系です。22km走ったぐらいで何で乗り換えないといけないの?小海線が小諸に乗り入れているのは分かるけど、相手はJRでしょ。残りだって43.1km、時刻表を見ると直通って極端に少ないんですけど、こんなに刻むのは不便だし、無駄な気がします。 篠ノ井からJR線にそのまま乗り入れて長野に到着です。次に乗ったのは12:44発の妙高5号、普通列車なのに立派な名前、快速アクティーとか○○ライナーとか言うのなら普通なんだけど。もちろん普通乗車券で乗れます。 車両も立派、189系で昔は特急列車です。深緑でペイントされた部分を良く見ると、ASAMAの文字が隠されているのが読み取れました。 列車内部です。さすが元特急列車、腐ってもクラウンって感じ!セルシオじゃないけどね。 すれ違った115系、この色が現在の代表的な長野色です。 車窓です。良い田園風景だと思いません? 実は右に見えるのが本来の信越本線です。どういうこと? さっき通ったのが左側の線路です。何が起こったのか?実は二本木というスイッチバック駅で停車した後なんです。つまり、駅で停まるために本線から外れて進み、駅で停まった後本線に戻るために後退して本線に戻っているのです。唯一というわけではありませんが、二本木駅は数少ないスイッチバック駅の一つなのです。 14:16直江津駅に到着です。北越急行の電車が停まっていました。「はくたか」以外はこの電車で細々とやっているんです。北越急行は越後湯沢-金沢間を走る「はくたか」のお陰で現在は経営良好なんだけど、6年後北陸新幹線が開通すると「はくたか」の存在意義が無くなります。北越急行はどうなるんだろうか? それより深刻なのは、今走ってきた長野-直江津間も北陸新幹線開通後、JR東日本から分離されて第三セクター化されることが決まっていることです。益々地方交通が落ち込むことが予想されます。心配です。