アメリカは楽天的で良いね
今日テレビで「スーパーマンリターンズ」をやってました。アメリカはヒーローものが好きだね。こんなのを大人も夢中になるんだから、アメリカ人は単純だと思います。 アメリカ次期大統領がバラック・オバマに決まりました。民主党vs.共和党というところで投票したまともな人は別にして、黒人の投票の9割が民主党だったというのには、驚きと供に呆れた。彼の生い立ちから想像すると、貧困層の生活を特別理解しているわけでもなさそうなのに、肌の色だけで決めている感じがします。 黒人、有色人種、白人それぞれの投票結果のデータが存在すること自体も、ちょっと驚きです。こんなデータを集めても批判されないんだろうか? たった州議会議員8年、上院議員4年で大統領になれるなんてアメリカンドリームが存在することは確かに凄いですが、こんなに経験が浅い人で本当に大丈夫なのかなぁ。 「Yes,we can.」良い響きです。明るいねぇ。日本にも「やるっきゃない!」ってのがありましたが、一時的でしたね。もう一つ「Change」という言葉、これで圧勝すると日本の悪い思い出が・・・、アメリカは日本の失政を参考にしてほしい。 今日の「サンデープロジェクト」でアメリカ発の金融危機について放送してました。驚いたのはアメリカのプロの投資家が余りに楽観的な捉え方をしていたこと、1,2年も経てば経済は回復するって感じ、本当に楽天的だ!信じられない。 その理由は過去50年アメリカは長期の不況を経験していないことと、先進国なのに人口が増加していることらしい。前者は未経験ってだけでしょって感じ、後者はレベルが低い国民が増えてもダメだと思うんですけど。 アメリカがカード社会だということは、良く知られていることだけど、そのほとんどの使い方がリボ払いだということを知って驚いた!私はカードをポイントを狙って積極的に使ってますが、金利が付かない翌月1回払いまたはボーナス1回払いしかしたことありません。 アメリカ国民は金利ばかり払って元金が減らないことが平気らしい。住宅ローンの開始時に元金がなかなか減らないことは日本人は心配なのだけど、サブプライムローンの最初の期間は本当に利子だけ払って元金がそのままというのさえあって、アメリカ人はそれを便利だと思うらしい。 更に驚くのは住宅の資産価値が高くなって、担保能力が増すとアメリカ人はその分借入額を増やして消費してしまうらしい。年を取ると返済能力が低下するって考えは無いのかね。 よその国のことを言うのは気が引けるのだけれど、アメリカ国家自体の借金体質もこの国民性から来ると考えられる。最近は減ったけど日本人には借金体質ではない人が多いのに、日本の借金がこんなに多いのは官僚がアメリカかぶれだからなのかな?