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本日は久留米市で開催された講演会&ライブに参加してきました。
テーマは 『「命」を考える~Life is Strong~』 この講演は歌手の杉浦貴之氏がお話をされたものでした。杉浦氏は28歳の時に癌を宣告され医者より両親に「早くて半年、2年後の生存率は0%」と告げられました。 その杉浦氏は現在39歳。すでに癌宣告より11年の時が経っています。その方が病気とどう向き合ってきたのか、そしてその中で命というものをどう考えるようになったのか。その想いを歌と言葉で伝えてくれました。 最初は参加するつもりではなかったんですが、癌宣告を告げられたのが今の自分と同じ28歳、そして現在の自分の状況、そしてこれからの自分の状況をを考えると、この講演会に特別な縁を感じましたので急遽いくことを決断しました。 本当にいろんな想いを伝えられ、心に響きました。 なくなって初めて、そのもののありがたさ、大切さに気づくことがよくありますが、できることならそうなる前に気づきたい。 「ありがとう」の反対はやはり「当たり前」なんだと思った。 毎日、朝は目が覚め、ご飯を美味しく食べて、大好きな職場に行って大好きな仲間とともに仕事ができる。そして暖かい布団で眠ることができ、そしていつもどおりにまた朝目が覚める。 この当たり前のようなことがすべては奇跡の連続であり、奇跡の連続により自分は生きていくことができる。いや、色んなものに人に自分は生かされている。 この当たり前のことに気づき感謝できる自分でいたいと思いました。 杉浦さんは癌宣告され毎日病室に一時間以上かけてお見舞いに来る両親を見て、今まで親を喜ばせる為に生きてきた自分なんだけど、本当は親は喜ばせてくれる息子になってもらいたいわけではなくて、息子の自分が生きていることだけで十分なんだ、自分は生きることが大切なんだと思ったそうです。そしたら気分が凄く楽になったそうです。 生きることが大切。ただしっかりと絶対に命の終わりが来る事を意識して生きること。相反することのようですが、人生を輝かせるためには凄く大切なことだと思います。 誰にでもいずれ終わりが来るこの命を輝かせる為には。 それはやはり杉浦さんも言われていたように、自分の思う方向にまず動いてみること。 すべての準備を整えてから動くわけではなく、動く中で必要なものを考え作っていくこと。それが命を輝かせるために必要なことだと私も思いました。 それと同時にふと、普段自分が接する患者さんのこと、理学療法士としてのことも考えていました。 同じ命、そして同じ終わりが来る患者さんの命を輝かせるためには。。。その為に自分にできることは何なんだろう。効率の良い歩き方、痛みを感じない歩き方、まっすぐな姿勢、確かにこういうことは凄く大切なことだとは思う。ただ、それと同じように、いやもしかしたらそれ以上に大切なものだったり、見なくてはいけない視点があるのではないだろうか。 と、ふと頭に浮かんでしまった。 今は答えは全く浮かばないし、凄く壮大なことを考えすぎているかもしれない。もしかしたら元々答えなんてないものなのかもしれない。 でも、自分自身の命を輝かせるためにはこの壮大なことにでも挑戦し、追い求めていかなければいけない気がする。 そして終わりを意識して生きること お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 30, 2011 11:25:24 PM
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