まだ、完全に決まったわけではないですが今回のトランプ敗因の大きな要因となった郵送投票についての見解を語りたいと思います。あくまで素人的な考えですのでご了承ください。
相変わらずコロナの終息が見えないアメリカでは感染を恐れ郵送による投票を済ませた人が多かった(
約6500万人)ようです。その多くがバイデン票だったためトランプ候補が開票当初に勝利宣言をしたにも拘わらず後から届いた郵送票(州によっては投票日当日の消印までもしくは当日を過ぎても有効)や
投票日翌日に見つかったとされる未開票が全てバイデン票だった(これは正直ありえないと思います)ため多くの激戦州をバイデンが制しました(青色がバイデンが獲得した州)。
ここで何故、郵送票の多くがバイデン票だったのかと言いますと演説集会を見てもわかるようにトランプ陣営はコロナ禍であるにも拘わらず4年前の演説集会のようにマスクも殆どせず大人数の密着状態です。
バイデン候補の演説はその真逆で会見時以外は常にマスクをしている印象がありますし、ソーシャルディスタンスやマスクをしましょうと常に注意を喚起しています。つまり、自身も感染して見事に復帰したトランプ氏と常に感染を恐れて行動したバイデン氏に反映されるようにトランプ支持者は会場に堂々と行って投票、それに対し感染を恐れて郵送投票で済ませたバイデン支持者の行動が投票期日後のに集計した票明暗を分けたと思います。
仮定の話をしても仕方ありませんが郵送投票という日本には無い制度が無ければ少なくともトランプ氏が過半数の270を抑えたと思います。バイデン氏のみならずメディアの殆どはバイデン寄りのためコロナの恐ろしさを過剰なほどに報道し、トランプ政権の対策が遅かったからここまでコロナが全米中に広まった、「発生源とされる中国が悪い、私の行動はすべて正しい」と主張するトランプ氏を叩きまくったのでどちらに投票するか決めかねていた無党派層をバイデン陣営が取り込んだのでしょう。
トランプ陣営も票の再集計や法廷闘争など出来ることはまだありますので納得行くまで出来ることをすればいいと思います。それにより結果は若干変わるかもしれませんが270には届かないでしょうから来年1月6日のバイデン就任はほぼ決定的でしょう。