2005/03/28(月)07:15
セールス入門
セールスの仕事は
○ 出会うこと
○ 売ること
全ての仕事の中で最も根幹をなすものが、セールスであるのは間違いない。
それは本来、一番社会から期待される仕事であったはずだが・・・
残念ながら、セールス部署に配置され喜ぶ人は減少している。
日本の社長の中で、部署別出身者の一番多くの仕事は、セールスである。
だから社長になりたいなら、セールスで顕著な成績を収めるだけでなれるケースは多い。
友人や知人の社長で、セールスのできる人は多い。
社長への最短距離がセールスであるのは疑いを得ない。
セールスが会社を支えるのだが、仕事としては単純である。
商品やサービスを売るのである。
セールス本がたくさんビジネスコーナーに並んでいる。試に数冊読んでみた。
なるほどと唸る本もあるが、意外と少ない。
一流営業マンの本は技に詳しいが、根性論も多い。
多分、やる気が一番必要なのはわかる。そしてその出し方も書かれている。
人間は怠惰である。モット効率よく出来ないものかとも考えてしまう。
「セールスの仕事とは、つまり人とどれだけたくさん出会うかにあると思うよ・・・」
タルボット社長が語る。
この言葉を聞いた人物はそれから、「人に出会う」ことに全てのエネルギーを注ぎ、世界的なセールスパースンへと育ち、億万長者への道を歩んだと言われる。
彼は、デェール・カーネギーの熱心な勧めもあり、本を出版した。
野球選手から、駄目セールスに転落した著者が、いかにして失敗を克服して、
成功への道を一歩一歩と進んでいった軌跡がわかる。人生の指南書としてみることもできる。
「How I raised myself from failure to success in selling」(私はどのようにして失敗を乗り越え、セールスに成功したか) 邦題 「私はどうして販売外交に成功したか」 フランク・ベドガー著
長ったらしい題名はカーネギーの影響なのだろう。
この本こそ、実践派セールスパースンにお薦めの名品であり、この手法は今日でも充分通用する。
80%実行できれば、トップセールスになれる。
100%実行できれば、億万長者になれるだろう。
セールスの仕事は最も新しくそして最も古くから通じる、超ロングセラーの仕事なのである。
セールスの仕事がこなせれば、社長業の30%はこなしたと言えるだろう。