ナポリ・ポンペイへの、１日バス観光ツアーに参加しました。
日本語ツアーは１２５ユーロ、英語ツアーは１０５ユーロ。
内容は同じなので、英語ツアーにしました。
同乗者は、アメリカからの旅行者が、多かったです。

ローマから、ナポリまでは、３時間くらいかかります。
ナポリでは、ほとんど、車窓からの観光です。
唯一下車して、写真タイムがあるのは、サンタ・ルチア地区にある、卵城が見える海岸通りです。
陽光がキラキラして、美しいです。






バスは、ポンペイへ向かいます。
ポンペイ着後、ランチタイム。
ワシントンＤＣから、観光で来ているご夫妻と、同じテーブルになりました。

ご主人と、メジャーリーグの話をしました。
｢イチローを知ってますか？｣
｢もちろん！｣

｢彼が、日本でプレーしてる時から、大ファンなんですヨ｣
｢そう！イチローは、今、大リーグでＮｏ．１のプレーヤーだネ。グレートだ！｣
などと、大変持ち上げてくれました。

ポンペイは、２時間くらい、歩いて観光します。
思っていたよりも、広大です。
そして、また、石畳です。






住居、商店、台所、浴場など、当時の生活臭が匂ってくる気がします。
人々が水を飲む時に、手をかけた部分が磨り減っている、泉なんて、２０００年の時を超えて、何かを語りかけてきます。
今の僕たちの生活は、２０００年後には、ひとかけらの破片でも、残っているんでしょうか？






ポカポカと、穏やかな春の一日という感じでした。
見上げると、ヴェスヴィオス火山が、何事も無かったかのように、静かに、ポンペイの町を見下ろしているのが、印象的でした。