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テーマ:ヨーロッパ旅行(4198)
カテゴリ:「ヨーロッパ」ネタ
マラソンを少しでも齧っている者にとって、外せない場所が、ギリシャにはあります。
マラソン発祥の地、マラトンです。 マラソンランナーにとっては、聖地です、たぶん。 アテネから、憧れの地マラトンへ走りました、バスで。 マラトン行きのバス停は、地下鉄1号線ヴィクトリアVictoria駅の近くにあるようです。 駅を出て、東に5分ほど歩いた、アレオス公園Areos Parkにやってきました。 「マラトン行きのバス停はどこですか?」 バス会社の事務所のような所で尋ねると、 「オレが、運転手だ。付いておいで、マイ・フレンド」 と、おじさんが椅子から立ち上がりました。 (ギリシャのおじさんは、よく、最後に「マイ・フレンド」を付けます、印象として) おじさんは、歩き出したかと思うと、すぐ止まっては、辺りの人と談笑し、また歩き出したと思ったら、すれ違った人と談笑し、という感じです。 「大丈夫か、マイ・フレンド?」 と心の中でつぶやきながら、ストップ・アンド・ゴーを繰り返して、付いて行きます。 で、バスに辿り着きます、ようやく。 ![]() 観光バス並みの、きれいな、新しいバスです。 バスの中にもう一人いる女性から、切符を購入します。 片道2.70ユーロです。 目的地である、マラトンの古戦場跡は、終点ではなく、ティムボスTimvosという所らしいです。 車内放送など全くないので、運転手さんに言っときます。 「OK! マイ・フレンド」 切符売りの女性にも言っときます、念のため。 少々の不安を抱きながらも、バスは、マラトンに向かって出発します。 「野口みずき選手は、走ったんだなぁ、ここを」 マラトンへの道は、アップダウンが続き、カーブが多いです。 木陰もなく、ギリシャの太陽が容赦なく照り付けます。 「厳しいコースだぁ」 アテネ・オリンピックの女子マラソンを思い返します。 バスは、エアコンもあって、快適です。 出発後約1時間、切符売りの女性が、声を掛けてくれます。 ご親切にも、古戦場跡への行き方も教えてくれます。 「エフファリストー(ありがとう)!」 バス停の手前の道を入って行きます。 ヤギがいる、のどかな場所です。 300メートルくらい歩いて、Y字路を右へ行きます。 すると、すぐに、公園のようにそれなりに整備された古戦場跡に到着です。 そして、当時の戦死者を祀る塚が見えてきます。 ![]() まあ、どうってことない、高さ10メートルくらいの土盛りです、一般の人には。 でも、聖なる場所なんですヨ、マラソン関係者には、たぶん... ![]() 「マラソンが速くなりますように!」 そう一叫びして、マラトンを後にしました。 「マラソンへのこだわりを持つ人」だけにオススメの、アテネからのショートトリップです、マイ・フレンズ。 アテネマラソンのオフィシャルサイト(英語) ↑ オリンピックと同じコースを走る大会です。 ![]() アテネオリンピック-日本代表選手 活躍の軌跡 ↑ あの感動をもう一度! ---ジョギング日誌--- 本日の走行距離:6km 今月の走行距離:38km プラハマラソンまで、あと14日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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