花王の対応を評価
花王、「あるある」スポンサーから降板納豆にダイエット効果があるとうたったフジテレビ系の「発掘!あるある大事典2」で紹介されたデータなどが捏造(ねつぞう)されていた問題で、単独スポンサーの花王は22日、番組提供を降りることを決めた。96年10月の前身の番組スタート時から単独スポンサーだった同社が提供を降りたことで、番組が打ち切りとなる可能性が強まった。 花王は「日頃から広告主として信頼性のある番組であることを要望していたが、捏造によって今回の事態を招いた。番組を続行するかどうかはテレビ局側が考えること」としている。花王は関西テレビの調査結果を踏まえて今後の番組提供について検討する予定だったが、視聴者の反響の大きさなどを考慮して前倒しで結論を出したという。 これは、企業の健全な対応と評価したい。有害な番組が多い中、スポンサーが、良識なる判断を下す事を今後も期待したい。