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ワーナーのハリウッド版ゴジラで、2014年に制作されたものの続編です。
2014年未視聴ですが、行きました!!理由はシン・ゴジラを劇場で観なかったのを後悔していて、その気持ちを払拭したかったからです。あと、新宿の東宝シネマズでゴジラ映画を一度見てみたかったというのもあります。 正直、面白かったです。 ゴジラとキングギドラ(序盤、モンスター・ゼロと呼ばれるが、単にギドラと呼ばれる)、モスラ、ラドン(ロダンと呼ばれる)がでてきます。 この映画では世界の有名な悪魔の文献がたくさん出てきて、それらの正体が実はキングギドラだった…!という説が序盤にでてきて、しかもギドラは宇宙からやってきた偽神だという大胆な説もでてきて、え?じゃあゴジラは逆に地球のもともとの神なの!?という話になってきます。2014年に都市を破壊しまくったゴジラが、今回は人間側を守るために一肌脱ぎます。 怪獣は地球のバランスを保つために活動して地球をきれいにするという説も初めて聞きました。「そういういいことするのはモスラだけじゃないのォ!?」と思いました。モスラもゴジラも、地球を守るために活動しているらしいですよ。場合によっては人間は滅ぼすべきモノだし、場合によっては助けてあげてもいいし、という。大自然の化身というか、海、山、火山、天候、それぞれの自然に人格を与えたものとしての怪獣。ゴジラは海の神に相当し、モスラは山、ラドンは火山、ギドラは空(嵐、雷など)です。 この設定は、自然にさからえない日本人ならすごく納得できるものですが、欧米の人もウンウン言いながらちゃんと観てたんですかねぇ!?「うるせぇ!唯一神以外認めねぇ!!」ってならなかったんですかねぇ。むしろそれが凄いですねぇ。「神って結局、自然じゃん。地球そのものじゃん。」この感覚を共有できるだけで、世界はほんの少し平和になっていると思う。やっぱ最近のキリスト教の信者が北米で減ってきていることと、この映画のヒットは関係あるんですかねぇ?この調子で海外の人には日本産のゴジラをいっぱい観てほしいね! 個人的に良かったのは、博士の中に映画「パディントン」のパディントン保護家族のお母さんがいたこと!あの女優さんはマジで演技うまいし、面白い。あと渡辺謙とチャン・ツィーもメチャかっこ良かったです。ゴジラ対策本部、すべての人種のエリートがそこそこ仲良くやっていて理想の社会の縮図でした。ゴジラみたいな怪獣がでてくれば人種が違っていても協力するようになるということなのかな……ゴジラさん、いてほしいです。ハリウッド版ゴジラ、ずんぐりむっくりで何コレと思ったけど、背びれの光り方といい、鳴き声といい、ミエの切り方といい、私の好きな日本版ゴジラのいいところをほとんど採用していました。音楽なんてほとんど流用。これもう東宝には任せてられねぇぜ、うちで作るぜってことなのかな?東宝のゴジラも負けじと続けていってほしいと思います。期待してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月11日 21時13分29秒
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