「日本霊界地図 呪われた恐怖のタブー地帯」を読みました
並木伸一郎氏が監修した、知られざる恐怖のパワースポットが123箇所収められています。この世を儚んで自ら命を絶った人や、不慮の事故に遭い亡くなった人など、霊現象の正体はその人たちの現実への未練、恨み、つらみ、嫉みによって生じた「負の思念」と言われています。本書は、日本列島の北から南にかけて、怨念である「負の思念」がより強く憑いてしまった土地や建物・現場をベストセレクトした霊界地図です。余計な脚色を加えず、各々のタブー地帯をコンパクトに淡々とまとめているところが、また微妙な怖さを感じさせてくれます。ただ、淡々と書かれている分、深く追求したいと思っている読者にはちょっと不向きな著書ですので、雑誌感覚で読むことをオススメします。さらに、MAPも付いているので、行こうと思えば行けるとは思いますが、やはり行かない方が賢明でしょうね。自殺の名所「日光華厳の滝」。学校の遠足などで行くと、必ずと言ってよいほど学年に一人は撮った写真に怪しい白い影が映っているような心霊スポットとして超有名ですが、元々は悲しい物語があった場所だったなんて知りませんでした。この世に未練を残して亡くなった方のいる過去を持つスポットが、一番怖いような気がしますね。場所によっては、MAP部分が「諸事情により地図を掲載することはできません」と書かれているので、読んでいる途中から、本書の内容そのものよりもMAPをなぜ掲載できないのか、という理由の方が気になってしまいました。ギャラリーが多すぎて地元の人が困っているからなのか、本当に危険な場所だからなのか・・・最近、この手の著書を読めば読むほど「そもそも幽霊は存在するのだろうか?」という疑問が沸いてきました。人間が見る夢だって、あたかも目で見たような錯覚になるのと同じで、目から入ってきた情報意外でも「見た」と錯覚することもあり得るのかな?なんてね。そもそもぼく自信が霊というものを見たことないからそう思うんでしょうけれど。霊感の無い人にとっては、永遠のテーマかもしれないです(笑)オススメ度:★★★☆☆(普通かな)【送料無料】日本霊界地図