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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2015.05.06
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カテゴリ:あそび一般

 異なる個性や異なる能力を持ったもの同士が、同じ空間、同じ時間に、同じ活動をするあそび、このあそびが持っている特徴は、こどもたちに社会性やコミュニケーション能力を育む。

 そんな「同」と深い関係を持つあそびは、個々のあそびにも「同」がキーワードとなったあそびは多い。特に、対戦型のあそびには、この「同」が重視される。同じルールで対戦することは、当然の前提として、対戦するチームの人数が同じでなければならない。

 時には、各チームが持つ総合力も同じレベルに揃える試みが行われる。それは、チーム分けの方法だけに留まらず、「ごまめ」ルールなどの、個別に見れば「同じ」をあえて崩す試みもある。

 この条件としての「同」の他には、目的が「同」と関わるあそびがあり、その種類も多い。たとえば、トランプの「神経衰弱」は、同じ数字を合わせるし、同様のものに、「絵合わせ」や「貝合わせ」などがある、カルタ取りなども、読み札と絵札の同じ文字を探す。

 さらに、「なぞなぞ」や「判じ物」は、違ったもの同士の「同じ」を見つけるあそびでもあるし、ごっこあそびは、実世界の様子と同じ内容を、「ごっこ」と言う架空の世界で再現するあそびと考えていい。

 このように、あそびは様々な形で「同」と関わっている。そのことは、もう一方で「異なる」「違う」と言うことを、意識させたり発見することになる。そのことは、こどもたちに物事の認識を深める手助けとなる。

 もちろん、学校、熟、習い事などにおいても、それは同様なのだが、あそびにおいては、おとなたちの指摘や指示を受けることなく、ほぼ全てをこどもたち自身の独力で行うことに、大きな意義がある。

 だから、全ての人間が、「みんな同じで、みんな異なっている。」と言う、一見すれば矛盾するような、この社会の奥深い真理を発見するには、旺盛にあそぶことも大事なのだ。

 そして、「みんな同じで、みんな異なっている。」を理解すれば、お互いを認め合えるおとなに成って、この世界から、戦争やテロを無くす、大事な一つの条件となるだろう。みんな異なってはいるが、みんな自分と同じかけがえのない命なのだから。


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2015.05.06 17:09:03
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