妻信号は今日も赤　～　アゲイン

昨日は元部下のＭ子と呑みに行ったのですが、相談があるということで。

まあこいつほんと思い込み激しく、プライドが高いという、もっとも忌み嫌われることを本人が一番自覚していないというまったく困ったものでございますねー。

もっぱら聞き役でいたのですが、その相談内容も彼氏のことかと思ったら実は自分の兄貴のことだったという、てめえーいったい何を相談したいのだと、あっこれだけだとなんのこっちゃ分からんわけでございまして、また内容は後日ということで。



すっかり気分の悪い翌日。
そう本日はどーってことのない極み、最近経路を変更しためくばせ。新経路で会う「通勤電車の濃いお方」についてちょい述べて日記を汚すことにいたしやしょう。


．．．．．
単調な朝の通勤電車。
あっそうそう、変わり者女で思い出しましたが、朝の通勤でよく途中駅から乗車してくる浮浪者風おばちゃん。
紙袋右手に左手には紙カップのコ－ヒ－。

おばちゃんが乗って来ると常連メンバーは身構える。
この間は隣席のね－さんは怪訝そうな顔で車両を変えておりました。

それは何か？
そうなのでございます。
決まってコ－ヒ－こぼすんです。
紙袋を背に浅腰掛けのこのおばちゃん、車内の揺れに溢れ出るコ－ヒ－。

何故無理過ぎる体勢でカップ押さえながら、朝刊を広げようとするのかっ。
あっおバカちゃん、違ったおばちゃんっ、カップが斜めだっつ－の。
．．．もう朝からスリル爆発。
ズボンの裾にこぼされたらたまったもんではございません。


しかもね－、このおばちゃん、床にこぼすと先ず、首を傾げて苦笑い。
それで紙袋からおもむろにティッシュ取り出し床磨き。
さらにっ斜めの手に持ったカップのコ－ヒ－のだらだら。

なんやなんやと思いつつもすっかり目が離せないめくばせ。
床を拭き取る汚ねーティッシュはビニール袋に入れて、紙袋へ戻す。

見ているだけでへどが出そうになるわけですが、何食わぬ顔で真剣に読み始めるこのおばちゃん。
見ると新聞紙をつたう一筋のコーヒー。

会うたびに同じ行動。．．．もう．．．．．ぜんぜん飽きません。


そして途中駅からの乗り換え、隣駅に到着。

あっ乗ってきた．．．。
小太りに－さん

早速大声で始める車内放送の声色。
これがオタクと思われるような精確さ。
え～次の駅は○×■でございますから始まるフレ－ズ。

そのうち飽きたに－さん、ウォークマンからの曲と思われる、ゲーセン・ダンスダンスリボリューションの名曲、「バタフライ」を目茶苦茶英語で張り上げる。

実はこの小太りにーさん電車の空き具合に余裕があると、「車内バタフライ」でほんとにステップを踏んでしまうんでございます。

おつぎは拉致問題のニュース解説だっ。
それにも飽きると武田鉄也の「贈る言葉」。
サビの部分はひときわ声張り上げ。
サリ～ユク～アナタヘ～♪

にーさん一人の世界に倒錯しておりますっ。

そして判で押したような、途中駅下車。
「間もなく～」と始まるわけでございます。
降りた後の静かにしていた女子高生のグループには大ウケとかね－。

．．．やっぱし飽きません、濃い人はっ。









本日の食卓はお勝手口から