2019年度ブルーベリーの秋の鉢増し
涼しくなりましたね。大関さんに注文した苗が届く前に、挿し木で育てた2年生の苗を鉢増ししました。苗は全て「ピンクレモネード」です。夏に1粒だけ実り、完熟果実の味に感動したので、増やすことにしました。実付きの実験もしたいので、この中から生育の良いものを4鉢。この子株では今年度、PHをアルカリ側傾けないCa肥料を与える検証をしました。右から2鉢セットで1,2,3倍と量を増やしてみましたが、結果はどれも良好でした。PHをアルカリ側に傾けないCa肥料であれば、与えても問題なさそうですね。恒例の根張りチェックです。用土はデネブCoCoブレンドに大きめのココチップを混ぜたものです。まあまあでしょうか。この株は良好ですね。こんな感じで鉢増しが完成。そして新しい苗を受け入れるために、鉢の再配置を行いました。日当たりの良い場所には、サザンとラビットを配置。中間部はハイブリットの「ピンクレモネード」。夏の午後、日陰になる場所にはノーザンとラズベリーを配置。花芽も形になってきました。徒長した枝で、9月に剪定した部分にも狙った通り花芽が形成されています。大剪定と根洗いして鉢サイズダウンした「ケストラル」と「ユーリカ」も、なんとか秋を迎えることができました。ただし来年度も養生が必要そうです。「タイタン」と「クレイワー」です。来年度「クレイワー」は味見できそうです。「タイタン」のように激しく実割れするんですかね。「クレイワー」は夏からクロロシスと古葉の黄化が進んでいます。Mgがうまく吸収できていないためでしょうか。「ユーリカ」と「トワイライト」は紅葉が進んでいます。葉焼けのような感じです。「スパータングロー」も古葉から紅葉が進んでいます。「スパータングロー」の中でも、なぜかこの2株だけは紅葉せず。この2株は他と違いはありますが、明確な理由は不明です。これらの中から紅葉の激しい株のコガネチェックを実施。マルチを退けて用土表層を確認しましたが、コガネムシは不在。根もしっかり張っており、一安心です。春からバブルグラスのマルチを使っていますが、コガネムシ対策になるかの判断はもう少しかかりそうです。ただこのマルチは風に強く、我が家の環境では台風でもほとんど飛ばされず、楽ちんでした。ヒノキチップの頃は飛散して、後片付けが悲惨でしたから。。。またこのマルチは劣化しないですし、用土表層の通気性と保湿が適度に確保でき、浅根のブルーベリーには適してると思います。もう手放せないですね~^^このバブルグラスは粒が大きく隙間が多いので、肥料を表層に与えても少し手でガサガサして、しっかり水やりすれば、用土表層に落としこむことができるのではないかと思い、施肥の実験を行いました。マルチは7~8cmくらいの厚さで、表層に「粉状の油粕、バットグアノ、被覆肥料」を置きます。その後、マルチ表層を手でガサガサ揺らし、約1ケ月くらい上から水やりを実施。上1/3のマルチを取り除くと、若干油粕の粉がバブルグラスの穴に挟まっています。上2/3のマルチを取り除くと、同じく油粕の粉がバブルグラスの穴にかなり挟まっています。形の崩れない被覆肥料は、粒や壁との間で引っかかっています。若干バットグアノも形が崩れていないものが見えます。全て取り除くとこんな感じ。水やりで形が崩れて粉状になる肥料はマルチ上から与えてもよさそうですね。油粕のような若干粒が残るものはバブルグラスの穴に引っかかってイマイチです。肥料を与える際は、用土表層に2~3粒くらの高さになるまでマルチを取り除き、肥料を与えて手でガサガサするのが良さそうです。バブルグラスは作業性も良いので、これなら株の数が多くてもできそうな気がします。先日、キャンプの帰りに毎年恒例の「ブルーベリーのこみち」に寄ってきました。クレープとチーズケーキを美味しくいただきました。そのせいか、現在ゆずちゃんは最後に収穫したジャム用の冷凍ブルーベリーにはまっています。誰も食べなかった完熟「タイタン」が、特に美味しいとのことです。早く大関さんの新しい苗が届かないですかね~^^ 「いいな」と思ったら、応援お願いします!ぽちっとクリック。たぶん。--------------------------------------------------------------にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村果樹菜園ランキングプランター菜園ランキング