心豊かなセカンドライフを求めて

久しぶりのタイトルであるが、今話題のライブドアについて書いてみる。

ニッポン放送株取得については批判的意見が多いようだが、これと似たような
ことは、日常の資本主義経済のもとでは行われていることではないかと思う。
ただ、意表を衝かれたのと目立っただけのことだと思う。

堀江社長の好き嫌いはあるかも知れないが、むしろ今まで問題であることを
承知しながら、ずるずると放置してきたニッポン放送やフジテレビが問題
なのであって、旧体制の矛盾を衝かれてオタオタしている姿はみっともない。

批判を込めて旧体制の矛盾を衝いてくる姿は、我々の世代が学生運動で暴れ
まわったのに比べれば、おとなしいと思ってよいのではないか。
ライブドアのほうが余程、理性的で大人の行動だと思う。
我々の時は、東大入試が中止になったり、赤軍派などという場外脱線まであり、
とても理性的であったとは思えない。

これからもホリエモンだけでなく、色んな人達が旧体制への怒りをぶつけて
暴れまわってほしい。それが若者の特権なのだから。
フリーターだかニートなどと元気のないことではなく、あすの日本を自分達が
変えるという気概を持って暴れてほしい。
モタモタしているとアジアの中心は、中国や東南アジア、インドに移っていくであろう。