心豊かなセカンドライフを求めて

日経ＢＰのＩＴ－Ｐｒｏマガジンに掲載されていた

『なぜ日本は「標準」でリーダーシップを発揮できないのか』

という記事に対して、読者から熱のこもった投稿がたくさんあった。
私も昼休みの時間に簡単だが投稿をしたのだが、急いでいたので
公開マークにチェックを忘れたらしく、掲載されなかった。
そこで、記録として残しておきたいと思ったので、拙文ではあるが
私のブログにアップする。

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非常に難しい問題である。これだけ色々な意見があるということは
皆さんの関心が高いということもわかって面白い。
私もその一人だが、そもそも標準化という言葉（＝欧米の標準化）に
胡散臭さを感じているからだと思う。
あのＩＳＯに対しては全社員を巻き込んで、如何に膨大な時間と労力を費やしたことだろう。
最初から何故こんなことをしなければならないのかと思いながらも、
世界標準に対応しないと商売が出来なくなるとかの理屈で我慢してきた。
成果主義もそうではなかろうか？
もう世界標準うんぬんは止めよう。
記者さんにお願いしたいのは、もっと事実を調査して考え抜いてほしいことだ。
欧米のもっともらしい言葉を流行らせるのはやめてほしい。
意志が弱いとの一言で片付けるのは、情けない。
それこそ、標準化リーダシップが発揮できない根源ではなかろうか？

日本人の物に対する拘り、品質や使い勝手に対する拘りは世界に自慢できる
長所であり特長だ。まずそのことを認識し自信を持つことから始めたい。
私はそれを追求することでいいと思う。
それを経営戦略として生かせなければいけないと思うのだが、残念ながら
それを変えるのは一部の企業を除いて無理ではないかと思う。
そういう経営者が出て来れない仕組みになっているようだ。
何故そうなのかは私にもよくわからない。
現場が強いからだとは思っているのだが。
それはもとに戻って、自分への拘りが強いからだろう。
それが何故か、何時の間にか、みんなで渡れば恐くないという集団心理が
働いて、成果主義やＩＳＯやみたいなことにのめりこんでいく、というのは何故なのか？

今回も、優秀な記者さんが考え抜いて書いたと思うが、
最後には『意志の問題だ』と言って突然、思考停止に陥ってしまう。

何故なのか？

記者さん、続編に期待しています。
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狩猟民族と農耕民族の違いか、大陸と島国の違いか。
非常に難しい問題である。