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きのう初めて株主総会というものに出席した。
日立製作所という日本を代表する会社だ。 なぜ仕事を休んでまでも出席したかというと、 個人株主から前代未聞ともいうべき取締役解任の 提案が出されていたからだ。 どうしてこのようなことになったのか、そのあたりの真相も 知りたいのと、会社側がどのような対応をするかを見てみたかった。 しかし、提案した個人株主は出席しておらず提案者の生の声は 聞くことが出来なかった。 一般株主からもなぜこのようなことになったのか、という質問が出され、 経営幹部への苦言を呈していた。 それに対して、社長(議長)は直接は答えずに、担当役員が 法律に基づいて提案した、と事務的な回答で終わらせていた。 ここまでに至った経緯について少しでも陳謝すべきだったと思う。 日立グループ全体への統治能力を問われているのだという自覚を 意識した回答をしてほしかった。 その他は、常連と思われる株主達が質問や意見を述べていた。 原発問題に対する見解も当たり障りのないもので、脱原発の流れに どのような考えで臨んでいくかという将来像は何もなかった。 また、取締役選任はほとんどが留任で静かな株主総会だったと思う。 個人的には川村会長は引退すべきだったと思っている。 どん底から一応回復したということで、川村会長は区切りを つけてほしかった。 その他の取締役たちも年寄りばかりで、将来へ向けての活気というものを 感じることは残念ながら出来なかった。 株価低迷に対する危機感もなく、業績回復した安堵感が漂う総会であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.25 12:48:06
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