キネステティックとは:A子
キネステティク=kinaesthetik(ドイツ語で「動きの感覚」といった意)とは、「介護される方の自然な動き」に着目した体位変換の考え方です。ヨーロッパのナースには一般的で、特にドイツでは90%以上の看護学校で指導が行われているそうです。キネステティクの基本的な概念は「動きはコミュニケーション」ということ。体位変換においても、介護される方の自然な、最も効率のよい動きを活用しながら、介助者はそれを「補助」するのです。キネステティクではその自然な動きを活用することで、動かされる方が「荷物のように動かされる不安」をもたず、あたかも「自分で動けた」かのような気持ちよさを感じさせることができる、介護技術です。うちでは、3年前からよし田先生に教えていただいているのですが、これがなかなか、身につくまでにいかなくて、今年もまたきていただきました。よし田先生にやってもらうと、きもちいい~のよねー。すべての看護師・ヘルパーがよし田先生と同じようにできるようになるといいのですが・・・。