水中華族

　本日は先日の地震の話やら、波乱に終わった菊花賞の話でもするべきだったのでしょうが、予定を変更して寿司屋の話とさせていただきます。競馬の話は後日にでも。

　今日の午後、馬券を買ったのちに実家へ。またしても荷物を片付けるのでした。
　この日で自分の荷物の整理がほぼ終了。結局はほとんどの物を、今の住処のアパートに持ち込むことになった。

　さて、その後に「鮨でも喰いに行こう」と親父に誘われて件の寿司屋に行くのであった。
　廻らない寿司屋！回転レーンのついていない寿司屋に来るのは、一体何年振りだろうか！・・・と思ったら１年前のこの頃にも入った記憶が。まぁいい。

　さぞや美味極まりない鮨が出てくるものであろう・・・と期待していたのだが、思ったよりネタは貧相だった。
　台風もあったし、海産にも影響があったのだろう、と勝手に納得しつつまずは一口・・・何ですか、この乾いたサーモンは。

　結局、この日お目にかかった品目は、どれも横浜だの関内だのの駅前の回転寿司屋よりひどかった。水っぽいだけのカジキ、どれを喰っても味のしない青魚、異臭しかしない数の子などなど、ろくなもんじゃなかった・・・。
　特に最後の数の子がひどかった。口にした途端に石油系の臭いが口の中に充満、店の前の樹脂で出来たサンプルを喰わされてるんじゃないかと思った・・・。寿司屋で吐いたのは初めてだよ。

　昔にもここに来た憶えがあるけど、こんなんじゃなかったはず・・・舌が肥えたのだろうか、それとも台風の影響だろうか。
　支払われた代金の割には、満足のいく食事は出来なかった。まぁ、自分が払うんじゃないので文句は言わないけど。
　自分ではひどいと思っていたのだが、意外と客は多く、普通に食べていた。もしかしたら、自分がおかしいのか？と少し不安になった一日だった。・・・今度はもっといいものを喰おう。