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2005年04月07日
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カテゴリ:雑感
 たまに2chとか覗いてますが、三国板を覗くといつも「無双が三国志を貶めた」という会話が飛び交っている。

 確かに正史とか演義とかを基準とすれば、拡大解釈どころか誤解釈ともとれるような設定やらキャラデザインやらはあるだろう。
 特に馬超や魏延に関しては皆うるさいようだ。専門叩きスレも立っているくらいだし。
 他に許チョ・周泰あたりがこんなんじゃない!そもそも女キャラが出るのがおかしい!などと火種は探せば探すだけある模様。
 ・・・なぜ誰も張コウに突っ込まない!

 自分の好きな武将が、変なキャラにされるのは確かに苦しかろう。
 当方だって荀イク好きだから、「決戦II」のこと(女になってる)とかは思わず呆れてしまったけど。そりゃないよ母ちゃん、箱の中に女の生くb(以下楽天広場検閲局により削除)

 ただ、いつもながらに不思議に思うのは、「正史」が正しい歴史だと決め付ける人が多いということでしょうか。
 いわゆる「正史」こと「三国志」が陳寿によって著されたのは西晋の時代。三国時代の魏王朝に取って代わった王朝の頃だ。
 魏を正統として、それと相対した蜀漢王朝と呉王朝、それその他の紀伝が記されたのが3世紀の話。そこに南宋朝の頃(5世紀頃)に裴松之という人物が注釈を加えている。
 で、そこから「三国志演義(三国志通俗演義)」が生まれるのが明朝の時代(14~17世紀)。

 思うのだが、中国の歴史は古く長い。三国志の時代は1000年以上前の話だ。
 その歴史書に、改竄が加えられていない可能性は果たしてあるのか?と思ってしまう今日この頃なのですが。
 「演義」が生まれて以降、中国人のあの時代の歴史は「正史」ではなく「演義」がベースになっていると聞く。
 桃園の誓いも関羽の関所越えも史実として考えられているそうな。
 演義でしか存在しない、架空の人物とされる周倉の子孫を自称する人たちもいるらしい。

 これが「歴史」になっちゃってるんだから、後世の誰かが「あれ、この正史ってほうにはあの話がないじゃないか!仕方ない、俺が書き足してやるか。」なんて余計なことをしているかもしれないし。
 なんにせよ、本当に本当のことは、いつも闇の中なんですから。ケネディのことですら、未だ真相は出てこないままだし。

 ----------

 話を2chの三国板に戻してみる。
 とあるスレで、日本で正史の三国志を知った台湾人が、現地での三国志の認識に温度差を感じた、という書き込みを抜粋。悪く言えば無断転載。

(前文略)
おかげで、台湾で育った三国志好きの従弟と三国志の話が出来ないw
向こうは演義を正史だと思い込んでるし、俺の好きな武将がホウ統だと聞いたら
「そいつは孔明の星占いを悪く解釈する度量無しだ。やっぱり孔明最高」って
言ってくるし、魏の武将は全員無能、呉に至っては「ひきこもってばっかりで
やり口がみみっちぃだけの国」と散々。俺自身判官びいきというか、蜀スキー
なのだが、あそこまで蜀マンセーされるとちょっぴりウンザリ。

日本の方が正史の認知度が高いのは間違いないと思われ。個人的感覚だが。

 向こうの歴史学者は困っているだろうなぁ(笑)。

 -----------

 アイヤー!この話を書くにあたって資料にしたwikipediaの三国志の項目に、えーとその~・・・

(前文略)
また、コーエーのコンピュータシミュレーションゲーム『三國志』シリーズは11作を数え、同社の『三國無双』『真・三國無双』『三國志英傑伝』シリーズやカプコンが発売した『天地を喰らう2・赤壁の戦い』などそれ以外の三国志物の作品を含めて、ゲームが三国志の裾野を広げるために果たした役割は大きい。しかし、『真・三国無双』は美男子系のキャラクタービジュアルやストーリーに対する反発があるが、実は史実の『三国志』ではなく小説『三国志演義』のイメージとの比較であり、フィクション同士のファン争いに過ぎない。(以下略)

 ・・・アハァハ、傍観されてるよ。





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最終更新日  2005年04月07日 15時20分59秒
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