有段者大会の人数がふくれあがってしまいました。オーナーからもちょっと段の幅が広いから今度から三段以上の大会ってことにしたら、とは言われたのですが、私なりに思いもあります。
私自身が今、初段になるのかならんのか、というような段階なので言うのもおこがましいとは思うのですが、1級から初段に上がり立ての人を見ると実は今すごく歯がゆいところがあるのです。初段とはいってもなりたてなので、他の有段者の人と対局するともちろんいいようにやられちゃうことは多いのですが、残念なのは、そこで止まってしまって、後は級の人相手に打っている人がけっこう多いのですね。
うちの大会のクラス分けは3つ、級位者、2級から二段、有段者です。先程いったような初段の人は有段者大会にはあまり出ません。出ても負けるから。2級から二段のレベルをわざわざ作ったのはこうしたなりたて初段の人が活躍できる場を作りたいからです。その反面、初段も長く、有段者の中で打っても十分打てる人はもっと上手くなりたい、上にいきたい、という思いも持っておられると思います。有段者大会をあえて初段以上としているのは、こうした野心あふれる初・二段の方が上の人にチャレンジする場を作りたいからです。
私は教えてくれた方にいつかは三子で打てるようになりたいと思っています。正直それは五段ということを意味します。まだまだです。それでも一緒にやってきた人たちが初段になって「ここでいいや」と安住している様子を見るのは辛いです。一緒に進んでほしい。本当は「もっと上見てチャレンジして下さい」って言いたいのですよ。
ちょっと今回はえらそうなこと書きました。ごめんなさい。
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最終更新日
2005年02月02日 13時52分49秒