碁会所日報の土田です。私は最近、リア・ディゾンは実在する人間ではなく、実はCGなんじゃないかという疑いを抱いています。
交差点で犬の散歩をする人を見ました。犬は相当年老いているのか、散歩といっても胴体につけられたハーネスからのびた四本の紐でようやく釣り上げられた状態でよろよろと足を動かしているようなありさまで、それは散歩と呼んでもいいものかどうか迷うものでした。
数日後、再びその犬と飼い主を見ました。犬はもう足を動かす気力もなく、地面にへたばっていて、飼い主も犬の体力が回復するまでどうにもならず途方に暮れていました。
小型犬とはいえ、成犬の体を持ち上げて散歩をするには飼い主もまた若くなく、かといって、愛犬に外の空気を吸わせてやりたいという気持ちもあって、このような散歩になっているのでしょう。とはいえ、他人の目から見れば、悲惨な散歩でした。
しかし最期まで犬を看取ってやりたいという飼い主の決意も感じさせる散歩の光景でした。
さて今日はちょっと文学調なブログをめざしてみましたが、どうもうまくいきませんでした。
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最終更新日
2007年06月20日 21時19分23秒