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さかのぼって8月23日(土)にあった『関西ジュニアペア碁大会』のお話です。
ジュニアペア碁といっても片方が中学生以下という条件さえ満たしていれば男同士、女同士、大人とのペアもありの大会です。この大会に参加することになったのはTKRくん、KTBくん、そしてREIくんの3人。1人足りませんやん・・・ということで、私が加わる事に。 こちらの考慮の結果、TKRくんとREIくんペア、KTBくんと私のペアということになりました。 会場は京セラドーム。大阪です。遠いです。阪急で梅田まで行くのは予定通りでしたが、環状線が思ったよりも本数が少なく遅れる事が確定。開会式の途中で入る事になります。幸い現地ではTGWさんが当日スタッフとしてかり出されておられるので連絡をしておきました。 途中うっかりUSJ行きの電車に乗りかけたり、最寄りの駅で同じ方向に行く子供についていっていたら京セラドームは京セラドームでも別会場のポケモンフェスタに入りかけたり、何かと誘惑が多かったのですが、なんとか対局開始には間に合いました。 TKRくん&REIくんペアはCクラス。2人とも中学生なので、あらかじめ「こう打ったらこう打つ」とか作戦づくりに余念がありません。こちらはDクラス。そこまで詳しい作戦はありませんが、うちの教室では「KTB守り」として名高いKTBくん独特の守り方に対しての相手の出方を2つ想定して、各場合でこういう事を考えて打とうということを確認してあります。なにせペア碁なので自分の打った手がどんな形になって返ってくるか予測不可能です。せめて外から打つのか、隅でがめつく地をとるのかくらいは共通意識がないとわけがわからないことになりますので。 結果としては、TKRくん&REIくんペアはCクラス2位、KTBくん&私のペアはDクラス3位になりました。 自分で打ってみて思ったのはあたりまえながら「ペア碁はひとりでは打てないんだなあ」ということです。 一般的には棋力の離れたペアよりも棋力の同じくらいのペアの方が着手が継続するので強いのですが、どちらかが「自分が局面を支配してやる」という感覚ではうまくいかないのだなあ、と思った対局がほとんどでした。 大人と子供のペアでよくあったのが、細部にこだわりがちになる子供の着手を大人が継続せずに隅で地をとろうとするのですが、そこも継続して打てないのでは結局は大した地になるはずもなく、もともとのところも継続して打てていないので地で逃げ切れない・・・というパターン。大人の空回りを感じました。 今回はKTBくんも私もどちらかというと外の碁のタイプで、序盤はとりあえず外回りをとりたいんだな、という双方の意志をできるだけ継承していく形で打てていたのがいい結果につながったように思います。KTBくんに助けられたなという場面も多く、私もいい勉強になりました。 TKRくん&REIくんペアの碁を見る時間がありませんでしたが、おそらくTKRくんは守りが堅いので、そこで後手をひいてもREIくんが守りができているのを頼みに新しい所に手を付けて、という感じではなかろうかと推測しています。 帰りがえらく遅くなってしまったのですが、皆入賞して賞品とか盾をもらってみな大満足でした。特に一人一人に盾がもらえるのは、みんなすごく嬉しかったようです。 朝早くから夜遅くまで、大会の準備、運営、片付けと、参加者が楽しい1日を過ごせるように御配慮下さった運営方の皆様には深く感謝いたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月08日 15時13分10秒
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