碁会所日報

特集５　「～と言われ」シリーズ（asutoronさん）



シリーズ化してしまったために今回の選考方針から外れてしまいましたが、非常に上手いと思いました。



薄いと言われ　厚着する

ぬるいと言われ　お茶換える

辛いと言われ　水を出す

渋いと言われ　お菓子出す

厚いと言われ　団扇出す

甘いと言われ　茶を淹れる

ムコウと言われ　「どこ？」と聞く



「辛い」「渋い」「厚い」はほめられてますね。

へっぽこというより無邪気でほほえましい打ち手です。

碁会所ではいろいろな意味でかわいがられるでしょう。







特集６　ダジャレの広場上がる



「はぎや整形」でしたっけねえ。



hexagobanさん

　　１３日のぉー　金魚すくい



　　テーマソングにするには意味不明です。



　　屏風に絵を描く　本因坊

　　やっぱり手筋が大事典

　　白のネライが透けるツオ

　　あんたの「んだ」が　アンダンテ



　　　「んだ」が新しい段級位の名称に採用された場合（過去のお題より）は、

　　　　高段者になるほどアンダンテで言ってもらわないと聞き逃してしまいますね。



　　その手はヤバイォテクノロジ～



　　　強引ではありますが、悪くはありません。



　　模様へグイと　裂きソフォ～ン

　　この石を～　秘術尽くして　トラファルガー



　　　このあたりになると何かジェネレーションギャップらしきものを感じざるを

　　　えませんが、２つ目は七五ではありませんね。



　　盤の上にも　残念ね～



　　　１０００局打てば初段になるという話がありますが、盤の上にも

　　　三年ならぬ残念が続けば単なる都市伝説で終わってしまいます。







asutoronさん

　　祖父に　総譜を　送付する

　　コウはやめてと　慈悲を乞う

　　よせばいいのに　一路寄せ

　　万年コウを　やりまんねん



　　　同じダジャレでも個性は出るもので、少なくともダジャレという

　　　ジャンルで言えばhexagobanさんは直球勝負、asurtoronさんは

　　　少し言葉遊びの要素がありますね。

　　　まぁ、万年コウのネタは珍しくベタな方でしょうか。



　　イーミン怖くて　皆移民

　　井山、寝たのか？　いや、まーね

　　覚陥落　運悟る

　　聖健出馬　取る政権

　　宇太郎石を　打ったろう



　　　棋士ネタダジャレシリーズです。よくできています。



nipparatさん

　　シチョウ知らずに　視聴率

　　五目じゃないよ　碁なんジャー



　「シチョウいいのかなあ。」「いいとも悪いともいえない。」

　「アタってるの？」「７％の壁が厚くて。」

　かみ合っていません。





特集７　替え歌ヒットパレード



替え歌としては素晴らしいのですが、今回のお題の趣旨によって、スルーを余儀なくされた作品達です。

替え歌に夢中になりすぎて「七五調」という制限を忘れた作品が多いのも特徴です。



hexagobanさん

　　あなた　アタリはないですかあ～



　　やっとこ　へっぽこ　くりだした～



　　 跳んで　モンテカルーロ～

　　　シチョウ読めない　ルーロ～



　　モンテカルロを使いたいあまりに、「飛んでイスタンブール」と

　　「乾杯モンテカルロ」をどさくさに紛れて混ぜちゃっています。

　　庄野真世が知ったら怒りますよ。



　　静かな碁盤の盛りの影から～

　　　もう投げちゃいかがと　茶をすする～



　　pg（ピィジィ）さんによってその名を知らしめる事になった「勝利のお茶」説。

　　実際に気をつけて見ると、勝っている方のお茶がより減っています。



asutoronさん

　　どうして黒地は　減るのかな♪

　　全然　無視無視　形無理♪

　　囲め　囲め　模様の中の石は♪　　



　　実戦でつい口をついて出そうですね。



　　投げも近づく　八十八手♪

　　

　　（ザラザラ）←石を崩す音



　　基礎のな～い中典（ナカノリ）さん♪



　　　これは上手い。七五ではないとしても。



　　ある棋譜一万局　並べた上で♪

　　　

　　　　おもむろに「はじめての碁」を読み始めるのです。

　　　　

　　ぼくらの石は　生きている♪

　　ああー　果てしない　ボケ追い続け♪

　　ボケネタ続くよ　どこまでも♪

　　　　

　　　　この辺になると七五調の事はほとんど忘れられているようです。

　　　　戦いの中で戦いを忘れた状況といえます。



　　来たぞ来たぞ　アラ、令文♪

　　ぶんぶんぶん　孔令文♪



　　　　いきなり生活の中で忘れ去られていた孔令文の登場です。

　　　　 あまりにも忘れすぎてせっかく「キ～～～～～～ン」と来てくれたのに

　　　　「アラ、令文」と軽く流されているのが悲しいです。



　　キミィの瞳は　一文字隼人♪　（ちゃうやろ）



　　　セルフツッコミ入りです。手間が省けました。



　　大きなクリの　木下さん♪



　　　いろいろ深読みの筋はあるのですが、ここはさっくりと替え歌にジャンル分け。



特集８　碁ーレンジャーの周辺

少しずつ碁ーレンジャーのキャラクターを固めていくつもりで出した今回のテーマソングのお題でしたが、いろいろ周辺キャラも出て来て世界が広がったようです。



nipparatさん

ケーゴ将軍　モモ狙う

ヨーダ将軍　また迷子

正義の印　ヘボコスミ



まずは戦隊ものに欠かせない敵側キャラが出てきました。

こちらもへっぽこならあちらも相当なものです。



所属は未定　碁レンジャー



そうですねぇ。これが実写化される時に、関西棋院か日本棋院か、所属を明らかにしないとまずいですね。争いを避けて中部総本部にでもしますか。名古屋テレビならやってくれそうですし。



ひろさわさん

負けの恨みで　怪人に



怪人の事情も明らかになってきました。ダダのような哀しい怪人です。



ひろさわさん

碁界征服　いつの日か！



戦隊が征服してどうするのか。完全に何かが間違っています。