碁会所日報

そもそも級位者交流戦をやることになったお話を。

現在京都にはGO SALONという囲碁バーがあります。
水、土、日の晩に
四条にある「月の花」（堺町綾小路東入る）で
やっているのですが、

前身は月に一度行われていた
「町家囲碁」というサークル

そこでのお友達　MTMさんが
何かの拍子に

「級位者、それもダブル級の人が出られる
子ども抜きの大会を開催してみたい」

という話をされました。

実際ダブル級の人が気軽に出られる大会は
あまりないように思えました。

京都で開催される大きい大会では
１５級までですし、

宝酒造杯でも、出られる事は出られますが
級位戦２の＜５級以下＞という
非常にざっくりした分け方では
なんとなく
『ダブル級さまおことわり』
みたいな匂いがしてしまいます。
実際はここの幅はめちゃくちゃ広くて
２０級くらいまで十分出られるようです。

インストをしておられる方に聞いても
「１５級とか２０級ってわかんないんだよねえ」
という答えが多く、
なんとももどかしい。

上手な人の中ではどれも同じように思えても
やっている本人同志の中では
純然と力の差は感じておられるのです。

とにかく打つ機会をどんどん作って
どんどん打っていくのがいい時期なのに、
大手を振って参加できる大会がないなあ、
と思っていたので、
MTMさんのアイデアに即乗った！
というのが交流戦誕生のお話でございます。