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カテゴリ:子供の事
昔々、小学生の頃、学校の年間休日数の話をしていて
「フランスは日本の休日分しか学校に行かない」と習いました。 それ以来、フランスの学校というと、すっご~く休みが多いイメージでした。 ところが、今娘が通っている学校は意外にも休みがほとんどありません。週休も日曜だけです。 そして今月は試験月間。月末にクラシックとコンテンポラリーのバリエーションがあって、それによって進級できるかどうかが決まるらしい。この結果が出るのが数日後。なんともあやふやですが、その後夏休みになります。 ちなみに昨年は全員の順位が張り出されたらしいのですが、今年はそれはないらしいという噂。また、退学はまずないという話だったのですが、今年は違うらしいという噂。 どこから出ているのかわからないのですが、とかく噂の多い学校です。 話は遡って今年の1月。実は成績表をもらいました。前期の成績とでもいうのでしょうか。教科ごとに点数とコメントが書かれていたそうです。点数は何故か2種類あり、ひとつは授業態度みたいなもの、ひとつは実技だろうと言うことでした。 それにしてもこの点数がわからない。あまりに幅がありすぎる。前者はまだいい、問題は後者。一体何点満点なのか?否、何点満点だったとしてもこれは落第点ではないか?しかし、その割にはコメントは随分好意的。フランス人は褒め上手なのね。きっと褒めて伸ばす教育なのよ、な~んて勝手に解釈していました。 ところが先日、何を思い立ったかまたこの成績表を見直して、ステイ先のBさんに2つの数字の意味を尋ねたんだそうです。すると、ひとつはやはり成績でもうひとつはその科目の重要度のようなものだということでした。つまり、落第点かと思っていた数字は後者で全員同じ数字が書かれていたことになります。 な~んだ。 それならば、まだコメントの内容と点数がつながります。 さらに、一番最後にディレクターのメッセージも書かれていたんだそうで、それには全く気づいていなかった!と。 もともと1月の時点で、ひととおり自分で訳したら、Bさんにもう一度訳してもらったら?と言っていたんですが、あまりの点数の低さに見せる気になれなかったんだそうです。私はひょっとしてホントに何かの間違いで合格しちゃったのかもしれないけれど、それならそれでラッキーじゃないの、くらいに思っていたのですが、本人はやっぱりショックだったんですね。 すこ~しだけ前が明るくなったかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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