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テーマ:ヨーロッパ旅行(4187)
カテゴリ:イタリア
これまでゴテゴテの建造物を見過ぎた影響か、大聖堂の内部は案外シンプルに感じられました。やはりいたるところメディチの紋章が。 クーポラを内側から眺めると、ヴァザーリの天井画「最後の審判」が描かれています。 ヴァザーリ(1511-1574)が、「画家・彫刻家・建築家列伝」を完成させるまで、世にいう芸術家としての位置づけはなく、こういった技能のある人は画家であり、彫刻家、建築家、優れた職人でした。 ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ジョットもしかり、大聖堂のクーポラを設計したブルネレスキ、そしてヴァザーリも。昔の人は多芸多才だったのですね。「つくる」=「天からの閃き」であり、創造することに垣根がなかった時代なのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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