図書館司書の日韓比較
去年からてこずっているものが一つあり昨夜も3時まで格闘していた。年をとると規則正しい生活が、絶対に必要だと老体が確実に知らせてくれる。ああああ、体が痛いどうしても図書館へ行って、確認したいことがあったので今日、図書館へ行かなきゃな、でも、チュソック連休だしもしかして図書館も休みかもと思い、HPで確認してみた。やはり、三日間の休館。ただし自習室だけは開いているそうだ。締め切りが水曜日なので、もう図書館へ確認に行くことはできない。先週、その本を手にとってみたので借りとけばよかったな~と後悔もあるのだが、その本に関して腹が立っていて借りとこうか、という余裕もなかった。やっと、本題だが(以下、長いので、お暇な方だけお進みください)今年の5月に、日本の国立国語研究所(廃止になるとかなんとか)の報告書で読みたいものがあったので、国研に問い合わせをした。司書さんからすぐに返事が来て 個人に送ることはできないが、図書館へ寄贈することは可能なので 図書館を通じて寄贈依頼をしてください。とFAXを添付してくれた。すぐに韓国の図書館にその旨を依頼し本が到着したら連絡をくれるという親切なことになっていた。待てど暮らせど連絡はない。本で確認したかったことはすでに締め切りが過ぎてしまい、結局使えなかったので私もそのうち忘れていた。9月になって図書館へ行って資料を探していたら私が依頼した本の韓国語版があるではないか。その本を手に、司書さんに これの日本語版を5月頃、寄贈依頼したのだが もしかして、それですか? 間違って、韓国語版が来たのかな?と思いながら聞いたのだが、 いや、それはあなたが依頼したものではない! あなたが依頼したものは、何度、日本の国研に問い合わせても 返事が来ず、到着していない。 日本の国研に確認してください。と、たらいまわしにされたあげく、こんな回答をもらった。日本の国研の司書さんに問い合わせたら5月○日、寄贈依頼書のFAXを韓国の図書館から受け取り6月○日、送付6月○日、受領書をFAXで受け取り済みよって、韓国の図書館に確認してください。と、細かく作業内容を書いたメールをくれた。そのメールを印刷し、また図書館へ。また、たらい回しにされたあげく、やっと、担当者に行き着き これこれ、しかじか~~と説明したら、 あああああああああ、そんな本、見たことあるなぁーー どれどれと、PCの画面で探し始めたオッサン職員。後ろで立って待たされていたのだがいつまでたっても探せない。 時間がかかりますか? (ぼーーと待っている暇人じゃないんです。 図書館内で探したい資料もあるんだし)と聞くと ちょっと、待ってくださいよ~。いつまでも、画面で検索している。立ってぼけーーとしていると、日本語の本がいっぱい並んだ手押しのカートが(図書館で司書さんが本を書棚に返すときに、つかっているような)目に付いた。経済関係、心理学関係の日本の本がぎっしりとつまっている。ラベルも何も貼っていない。まわりをみると、そんなラベルを貼っていない本が並んだ手押しのカートがずらーーーとある。韓国語の本が並んでいるカートの中に私が依頼した本が2冊はさまっていた。 これです、私が頼んだ本!!!!!!と、役に立たないオッサン職員に言うと あああ、それそれ、私が言ってた本。 登録してなかったので、画面で探せなかったんです。 ほ: 来週は見られるように、登録しておきますから、 来週、見てください。3ヶ月間も本をほったらかしにしておいて、なんじゃそれ(怒) ほ:3ヶ月も前に受け取って、どうしてそんなに時間がかかるんですか? 職員:ここにあるこの本を見てくださいよ。 こんなにたくさん登録しなきゃいけない本がたまっているのに、 すぐに、登録できないでしょ。おまえが怠けて仕事をしないで、本をためてるんじゃないか!!!と言いたかったのだが、それを言うと大喧嘩に発展するので、ぐっと我慢して ほ:今まで、この本が見たくて何度も図書館へきたんですよ。 ちゃんと、来週は見られるようにしてください。 職員:はい、はい、来週は必ず見られますよ。ああ、あの時韓国語版だけでも借りとけば今、確認できたのに!!!!と、また怒りがフツフツと沸いてくる。日本の司書さんは、さっさと的確に仕事を進めてくれるのに韓国の司書さんは、誰がどんな仕事をしているのかみんながたらい回しにして、担当者は仕事をためにためて利用者を不便に不愉快にさせている。こんな図書館のサービスの悪さがーーーーーをも左右するのかもしれません。