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1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし / デミ 【絵本】 ★★★☆☆3.5 時は重税に苦しむ昔のインド。 悪い権力者から、女の子が頭の良さで沢山のお米を巻き上げるサクセスストーリー。 と、よくある話なのだけど絵がステキ! 見飽きない。 算数の勉強にもなるとの事だけど、なんか、そういう情緒的な部分とか、1粒のお米から、もはや天文学的な数字に増える面白さとか、ちゃんと使って欲しい。 前に、カフェでケーキを食べてたら、親子が隣に座って、絵本で教育しはじめた。 母「昔々、ナントカ村の村人が…」 母「はいっ、この村人は何人!」 子「………」 母「答えられないの?もうほんとやだこの子!こんな事も分からないの!」 って感じで、私は思わず絵本をチラッと見たけど、村人の人数は全く関係ない話だった(と思う)。 その子もかわいそうだが、隣に座った私が胃が痛くなるレベルでストレスだった。 ああいう親に生まれた子は本当にかわいそうだな。 ああいう人を毒親って言うのかな。 あの時もじっと黙って俯いてたあの子は今どうしてるのか…と、今も時々考える。 本当に真面目に捉えて怖がってたのか、この親はおかしいと分かってるけど諦めてるのか。 ああいう場で、自分はどうするのが正解だったのだろうと思う。 何か言いたかったけど言わなかったし言えなかった。 多分上手くいかないし営業妨害になるし他人の教育に口出すなって感じだし。 でも今でも引きずる位なら何かアクションを起こした方が良かったのかもしれない。 今となっては祈る事しか出来ないけど、この祈りは何らかの形で届くと信じられるから、まだ良かった。 でも次、同じような状況になったら、祈る以外の方法も取りたいと思う。 海外や昔の日本だったらどうだったんだろう。 こういう親はいるだろうけど、周りの反応が違いそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年06月14日 22時07分14秒
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