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テーマ:映画人(ムビンチュ)(111)
カテゴリ:映画
えと、だいぶ間あきましたが、映画「英国王のスピーチ」の感想です。
見る前に退屈だとかそういうレビューをいくつか目にしてから行って しまったんだが、二時間が短く感じました。 どこも退屈するとこはなかったです。逆に字幕読むのが忙しくて、 全部読み切れず、理解できなかった部分があって残念。 スピーチが苦手という自分にも重要な内容の話だったからなのか… 夢中で見てました。 <あらすぎすじ> 乞音持ちの王族ヨーク公(後のジョージ6世)が、望まずも国王となる。 演説もまともにできないのに国王になる自分を恥ていた。 苦悩しながらも、妻が見つけた言語治療師?の男との乞音克服の日々を つづった実話を元にした物語。 冒頭いきなり、大勢の観衆の前でスピーチを行うシーンがバーチャルに 映像として流れかなり臨場感があった。極度過ぎるほどのあがり症の自分も ドキドキしてしまいました。 乞音に悩みながらも王族としての高いプライドを持ったジョージ6世と平民の 言語治療師のライオネルとの治療の日々は真面目に取り組むも滑稽で見てて飽 きることはなかったです。そう全体を通してユーモラスな作品でもありました。 ライオネルの治療成功の秘訣は王(患者)と対等になり信頼関係を築くことに あった。癇癪持ちでもある王はブチ切れて、何度も彼を突き放すが、彼は諦め ず見放さず王の資質を信じていた。 そして引き出した。 二人の友情が身を結んだ最後のラジオスピーチ。 ライオネルのサポートを受けつつも勇敢にやりとげた後、 王がライオネルに言った想いのたくさん詰まった「ありがとう」に感動しました。 努力だけではなかなか乗り越えられない壁はあると思う。 そんな時に支えてあげる人々の力がどれだけ大きなものかと感じる 素敵な作品でありました。そして人を活かすことは自分を活かすこ とでもありますね。ライオネルは後、王のスピーチサポートをし 続けたそうです。 ライオネルだけでなく、王を支えた暖かい妻、娘達の眼差しも印象的だったな。 自分もジタバタしてた時にライオネルのようなヒーラー(治療者)と出会えて ればも少し違ってたかもと思ってしまった。 もう上映してるとこもないかもですが、DVDでも出たら見てみてください。 オススメ作品の一つであります。 ま、派手なアクションとか、そういうのお好みの方はご遠慮ください。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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