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カテゴリ:広島東洋カープ
『打撃スタイル』
まずは本日の広島二軍の試合を見ていきたいと思います。 広島二軍は0-1で中日に敗れましたが、昨日のチャンネルにて今日の試合のハイライト動画が掲載されましたので紹介したいと思います。 まずこの試合で目立ったのが佐藤、3安打1四球の大暴れで打率は遂に.441と一人だけ異次元の打撃成績を残しており、こうなってくると支配下登録&一軍昇格の期待も益々膨らむばかりかと思われます。 この試合でも内角高めの球を上手く打ってヒットにするなど昇格させるなどオープン戦のバットに当たりそうになかったのが嘘のようですね。 個人的にも一軍で見てみたい選手の一人ですが、足を上げてからバットを持つ手を徐々に奥へ引いていく部分が少し気になるところで、一軍仕様に鈴木誠也のようなテイクバックを参考にした方が良いのではないかな?と思います(動画)。 続いて林ですが、空振り三振した時の打撃を見るとスイング軌道がやはりかなり遠回りな印象で、やはり厳しいかなと感じ、個人的に期待している中村貴浩は踏み込むのが遅すぎる印象で、そのせいで踏み込んだ時には既にボールが手元まで来ていて慌ててバットを出しているように感じ、これだと選球もできないでしょう。 強打者候補の二人がイマイチな打撃をしているのは少し残念ですね。 そして末包ですが、チャンスで初球の外のカットボールを打ちに行って二塁ゴロ併殺、それ以外の打席でもチャンスで初球のカットボールを打って投手ゴロや捕手ファールフライと結果は惨憺たるものとなっています。 しかしながら映像見る限りだと打ち方自体はそんなに悪いわけではなく、二塁への併殺打を打った時の打撃でも前足をしっかりと我慢できているように感じ、自主トレの際に鈴木誠也が「股関節の使い方が大分良くなった」と語っていますが、確かに少しはマシになっているのではないかな?と思います。 ただこの試合はまた足を上げるタイミングが遅く、投手がリリースしようかという頃にようやく足を完全に上げ切っています。 昨日の記事でも昨季巨人戦の動画を掲載したのですが、昨季の打っていた頃はトップの段階で足を完全に上げ切っており、捕手へのファールフライも恐らく遅れたのかなと感じます。 個人的には足を上げるタイミングをしっかりと取り戻すのと、後は何でもかんでも打ちに行っているところがあり、現に二軍の打撃成績を見ても47打数で三振が僅か2つしかしておらず、四球は1つとなっており、ミートは脅威の23.5でBB/Kは.500となっています。 ただ末包のようなタイプは多少三振が多くても一発を打ってくれれば良いわけですから少なくとも追い込まれるまでは甘い球のみを待つ姿勢で良いのではないでしょうか。 佐藤選手は是非一軍で見てみたい選手で、昨季から菊池の打撃面での衰えが徐々に見られ始めているだけに、一軍に昇格してもらって一気にレギュラー奪取という可能性もあるのではないかな?と思います。 そして個人的には末包も足を上げるタイミングやダボハゼ状態の打撃を誰かアドバイスすれば良いので対左投手の要員として昇格させても良いのではないかな?と思います。 私たちは末包に横浜の宮崎を求めているわけではなく、今のままだとかつての岩本スコアラーみたいな路線に入りかねないだけに、自身の持ち味と打撃スタイルを見直した方が良いのではないでしょうか。 ただそこさえクリアすれば今季も引き続き昨季と同様の運用方法ならばひょっとすると昨季以上の成績を残せるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.27 19:39:07
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