三重県の梅の名所「鈴鹿の森庭園」、「いなべ農業公園梅林」日帰りバスツアー
三重県北部にある2大梅林、「鈴鹿の森庭園」、「いなべ農業公園梅林」、曇天の天候なれど、満開の梅を観ることが出来た!(鈴鹿の森庭園)(いなべ農業公園梅林)2月29日、女房殿と2人で、三重県北部にある2大梅林日帰りバスツアーに参加して来ました。「三重県北部の2大梅林」とは、鈴鹿市にある「鈴鹿の森庭園」と、いなべ市にある「いなべ農業公園梅林」です。この内、「鈴鹿の森庭園」には昨年の3月9日に女房殿の運転する車の助手席に乗って行って来たのですが、「いなべ農業公園梅林」は「奈良から遠すぎる」というう理由で女房殿に拒否されていたのです。そんな所に、JR奈良駅出発の「2大梅林日帰りバスツアー」の新聞広告が目に留まりました。こりゃ、ツアーに参加するっきゃ無い!参加料1人13000円と少々高いが、絶好の機会だ!午前8時10分、JR奈良駅を出発、名阪国道経由で梅林に向かいます。途中、「名阪国道」と「東名阪道」の境にある「関ドライブイン」(三重県亀山市)の大食堂で早い昼食、プファ~、ビールが旨い!本日の天気予報は、生憎の曇天、午後から雨、酔った勢いで、雨を吹っ飛ばせるかな???午後12時30分、「鈴鹿の森庭園」に到着、園内に入場します。おお!、園内の梅はほぼ満開!曇天なれど、いい時期に来ることが出来た!<「鈴鹿の森庭園」について>「鈴鹿の森庭園」は、三重県津市に本社がある園芸会社「赤塚農園」が2014年に三重県鈴鹿市の鈴鹿山脈の麓に開園した「枝垂れ梅」の研究梅林です。園内には、ピンクの八重咲きの代表的品種である「呉羽枝垂れ」を中心に、約200本の巨大な梅の木が植えられています。「研究梅林」なので、普段は公開していないのですが、開花期の約一ヶ月のみ、一般公開されているのです。以下に「梅林MAP」を貼り付けます。(「鈴鹿の森庭園」梅林MAP)<園内散策>約1時間ほど、散策時間がありましたので、ゆっくりと散策することが出来ました。以下、順路に沿って撮影した写真を貼り付けてみます。<玉垣枝垂れ><白加賀><藤牡丹枝垂れ><御幸><思いのまま>一本の梅の木に紅白2色の花を付ける珍しい品種です。最近は人気が出た為か、殆んどの観光梅林で観られるようになりました。<酔心梅>この梅、リュウちゃんと同じ、酔っ払いの梅なのかな?<紅千鳥><八重緑萼枝垂れ><八重月影枝垂れ><呉羽枝垂れ>「鈴鹿の森庭園」の200本の梅の巨木の内、半数以上が「呉羽枝垂れ」です。以下に貼り付ける「天の龍」、「地の龍」などの、独自に命名された銘木も、品種は「呉羽枝垂れ」なのです。「鈴鹿の森庭園」はほぼ「呉羽枝垂れの庭園」なのだ!<「鈴鹿の森庭園」の梅の銘木>庭園では、特に際立っている梅の木に、独自に命名し、園の中心部に、これらの銘木を植えてあります。以下、銘木を出来る限り紹介して見ます。<青龍梅>古代中国の伝説上の神獣「青龍」から拝借して命名されたものと思われます。その名の通り、青白い小さな花を付けるしだれ梅なのです。<朱雀梅><荘美梅龍><玄武梅><「天女の梅」(呉羽枝垂れ)><「右の龍門梅」(呉羽枝垂れ)><「左の龍門梅」(呉羽枝垂れ)><「羽衣の梅」(呉羽枝垂れ)>この銘木、「横綱」を絞めている!<「天の龍」(呉羽枝垂れ)><「地の龍」(呉羽枝垂れ)>庭園のシンボルツリーである「天の龍」、「地の龍」は、共に樹高約6m、樹齢100年以上の「呉羽枝垂れ」の古木で、確認されている限りでは「現存する最古の呉羽枝垂れ」なのだそうです。これらの「銘木」は開園の前に全国から集められ、移植されたのだそうです。<園内の光景>以下、園内の光景の写真を何枚か貼り付けます。巨大な呉羽枝垂れと、クリスマスローズ、水仙などのコラボ、昨年、設置された「水琴窟」、幻想的なドライアイスによるスモーキング、「鈴鹿の森庭園」はこの世に出現した桃源郷なのだ!(水琴窟)<赤塚植物園のガーデン>園内に、以下のようなポスターが貼られていました。このポスターによりますと、「鈴鹿の森庭園」を運営する「赤塚農園」は、他にも三重県津市近郊に、幾つかのフラワーガーデンを運営しているようです。<レッドヒルヒーサーの森><赤塚シャクナゲガーデン><赤塚アジサイガーデン><赤塚ブルーベリーガーデン>以下に「赤塚植物園のガーデン・園芸店」のサイトを春付けますので、興味のある方はクリックして見て下さいね。赤塚植物園のガーデン・園芸店>赤塚植物園のガーデンは、いずれも伊勢自動車道の途上に近い。今年中に一度、出掛けて見よう!<いなべ農業公園へ>午後2時ジャストに「鈴鹿の森庭園」を後にして、次の目的地である「いなべ農業公園梅林」にバスは向かいました。添乗さんのガイドによれば、<「鈴鹿の森庭園」から「いなべ農業公園梅林」までは70分の行程>との事、午後3時過ぎ、梅林に到着。雪を頂く鈴鹿山脈の麓に広がる「いなべ農業梅林」、今にも雨が降りそうな曇天だが、展望所から見下ろす梅林は絶景だ!展望所から梅林に降りて行きます。展望所の下にある梅林を見下ろす丘に咲く呉羽枝垂れや実生白梅と鈴鹿山脈のコラボ、やはり絶景なのだ!<いなべ農業公園梅林について>「いなべ農業公園4梅林」は、三重県最北端に位置する「いなべ市」にある東海地方随一の大型梅林です。38ヘクタールの広大な土地に「実梅」を中心とした「梅林」と、「花梅」を中心とした「梅苑」が整備されています。ここには、約100種4000本の梅の木が植えられていて、シーズンには全国各地から観光客が訪れます。尚、「みなべ市」は愛知県、岐阜県、滋賀県の3県の「県境の地」で、市内から「伊吹山」を観ることが出来るのです。さて、お目当ての「梅苑」に降りて行きます。苑内は、巨大な枝垂れ梅の並木の間を縫うように、遊歩道が縦横に整備されています。以下は「梅苑」で撮った写真です。悪天候にも拘わらず、「梅苑」は夢のように美しい!「梅苑」からの帰りがけに、雨が降ってきました。リュウちゃんは雨傘を持っていませんでしたので、少し濡れながら、帰りのバスに辿り着いたのです。終日、降雨直前の悪天候なれど、最後の一瞬まで雨に降られることが無かった。日頃の心掛けが良かったからなのかな?