|
カテゴリ:ライブレポ
6.5KB超えにつき色文字少な目、本文中敬称略
(2018年6月8日 atバナナホール) Shiho "皆さんこんばんは、ようこそ" 早速メンバー紹介 ピアノ:宮本貴奈 ベース:鳥越啓介 パーカッション:池田安友子 1.My Favorite Things "皆さん改めてこんばんは、ようこそお越しくださいました" 高槻ジャズストリートに来てくれた人? と挙手を要求…今年で3年目、鳥越は2度程参加した話 "すみませんメガネがインチキくさくて""教授と同じメガネ""教授って…あの教授?" ここには去年、佐藤竹善と来たが、"また戻ってこれて嬉しい" このところ毎月関西に来ているというShiho 3月もInitial「S」…共演者はShantiとTOKU―が"オレのバナナ、オレのバナナ"と連発していた話 かつてバナナホール移転前からバナナには出演していたが、ジャズ系の人がバナナホールに出ることは少ない。ロック系のハコというイメージが強い場所 前回の「Initial『S』」でShantiはアンディ・ウォーホルのバナナのTシャツを着ていた。 今回Shihoは黄色いワンピース姿…バナナの演出!? 今回バンドメンバーは全員同い年"43トライアングル""歳言う?" "いいんですよ、おじさんおばさんが一番楽しい" →"私のオリジナルって全部暗いんだよ"―の中で珍しく明るい。 "音楽と人生はジャズでなきゃ" 「Confirmation」と「ドナ・リー」が好きか?というフレーズがあり―共にチャーリー・パーカーの曲 "ここで貴奈が狂ったように弾きまくるのはどうでしょう?" 2.Music And Life 3.I Just Called To Say I Love You コーラスやら口笛を要求され、観客はほとんど皆、魚の口笛(←その昔、何か忘れたが児童書で見たフレーズが頭に浮かんだ)みたいにしかならず… "もうラララでいいわ …よくできました" "じゃあ、こっから鳥越啓介に唄ってもらおうかな …いつも何歌うの?""演歌" 「北酒場」 "まさかサビまで行くとは思わなかった、しかもケッコー覚えてるよね …戻んないと" →"やっぱ演歌にはビブラスラップ、サブちゃんモノには絶対入ってる" "日本の楽器じゃないのにね" カシャーとしか鳴らないのに自己主張が激しい 元々馬の顎の骨のキハダという楽器が、量産できないのでビブラスラップに進化した話(これ、昔テレビのクイズ番組で見たぞ) →"この4人が集まったのでジャズスタンダードをやってもいいですか" この辺は大人が楽しめるハコがないので、そういう場所にしたい…という話 ここのバナナジュースが美味しい +ベイリーズの入った「裏バナナ」もある +クレミアソフトが美味…という話 ―というのも…次の曲がお酒にまつわる歌。ビリー・ストライホーンの曲 昔のジャズには、本編の前にプロローグが付いている…「やけくそ飲んだくれ人生」この曲に関しては、女であるShihoが歌っても主人公は男 昔のいかがわしい店では、カクテルと音楽の生演奏で人生のタガを立て直していた男達が大勢いた…そこに集まる女達は「プロのお姐さん」が多い中、ある女に熱烈に口説かれる ―が、所詮ただの営業だった。男は騙される…てなことを繰り返していた。"学ばない" 「君の事なんて絶対忘れてやる! 1週間もすればまた"やけくそ飲んだくれ人生"に逆戻り」 …"これを歌うたびに、新橋のサラリーマンが思い浮かぶ" そこへ、先程皆が注文していた裏バナナが運ばれてくる―ただし安友子は車で来たのでバナナジュース "今日は…私、女ですけど男の愚かさを歌いたいと思います" 4.Lash Life →「Take Five」は5拍子という意味があるが、5分休憩という意味もあり、 "5分ちょうだいよ、その間にゼッタイ落として見せるから" ―というナンパの歌 5.Take Five 裏バナナを口にしながら鳥越"ゼッタイ付いて行きたくないですね""これじゃ路地裏じゃないですか" "モット柔らかく…もっとセクシーなやつ" 「エリーゼのために」 "思ってない? みんな…いつ?いつ呼ぶの? …特大な拍手で! 特大でなければやり直し" 佐藤竹善登場 "にいさんパーマ当ててきた?""10日後で良かった" 大泉洋みたいになっていた話…やっと伸びてきて"セクシー?""Take Five" →"これさー、日本語タイトルって原曲と全然違うよね" 「風」も「シルエット」も歌詞の中に出てこない…収録のアルバムのタイトルが「ボビー・コールドウェル」なのに日本語タイトルが「イブニング・スキャンダル」 昔の洋楽の日本語タイトルが好き…という話。 本当は「愛のために、あなたがしないであろうこと」なのに"なぜ「風のシルエット?」""カッコイイからでしょ" "今日は昭和風に"…と、いきなり「北酒場」 "デビュー30周年にして初めてです""きたぁーンの~がいい""達郎さんにコロンビアに行けと言われた" 本題に戻る…はずが再び"きたーの~…""このベースラインがいい" 6.What You Won't Do For Love "よかった~戻って""オレの中では一緒ですから…演歌もボビーも" かつて、ボビー横田など勝手に英語名を付けるのが流行っていた "ボクもシュガーですから" SALT&SUGARの理由を外人に説明するのに苦労する話 あるジャズフェスで、Fried Prideの次がボビー・コールドウェルだったことがあり、後でボビーに挨拶しに行ったとき"佐藤竹善がよろしく言ってました"といったら、"ああ、SING LIKE TALKINGか"と言われた話 SLTのデビュー曲をボビーがいたく気に入ってくれ…その後ソロの「Devil In Disguise」の詞を書いてくれた 今回はInitial「S」なので、「S」にまつわる曲をやろう…先程のは"風の「シ」ルエット" Shihoはスティーヴィー・ワンダーが大好きで、2004年の来日公演の時、ちょうど大阪にキャンペーンに行ったというタイミングもあり、あらゆるコネを使って大阪公演の楽屋に行くことができた話 1秒でも長くスティーヴィーと一緒にいたいために、自分は歌手だが歌う上で何が大切か、と質問したら…しばしの沈黙の末「Practice!」 あの天才でも練習して努力しているのか、と思った話 竹善は好きな歌があると、ピッタリ揃うまで歌う"そうしたら自分がいなくなって、レコードがカラオケになる" 以前、浜離宮で昼夜2部やった時、昼の部90分、夜の部120分、曲目は同じ…つまり30分喋っていた話 →そのスティーヴィーの曲…小林信吾のアルバムにゲスト参加した時の音源が「Cornerstones5」に収録 "転調してどんどん上がっていくのが見もの" 7.Golden Lady "いい! 燃える! 普段見られない姿を見ると…" 竹善と歌う機会は度々あるが、そのたびに"歌辞めたくなります…上手すぎて" "単なるファンなんです""えー、…ウレシー" ずっと大好きだが"「Golden Lady」で改めて惚れました"なので"是非ソロで歌っていただきたい" 家でよく歌うがライブでは20年ぶり。シンプルなコードであることをギターを弾きながら説明しつつ"♪今夜は~バナナだよ~" 実際は皆よく知っている曲…貴奈と 8.And I Love Her Shiho"素晴らしい…いい曲よね" さっき楽屋に戻ったら"話が長い!"と怒られた話 →"ハイ、次のS…SING LIKE TALKING!" かつてこの曲を歌わせてもらったことがあり…ヒロTの還暦ライブ 自分もFried Prideとして参加したが、SLTがトリで、岩尾(FM802の役員)にSLTのステージに参加しろと言われ… "トリは嫌だった、だって前がゆずだったから" 湾岸戦争ヤバいぞ、という頃SLTがロサンゼルスでレコーディング、その歌入れ中にアメリカが攻撃開始… ―その6時間に及ぶヒロTの還暦ライブで4時間くらい待たされて疲れていたこともあり、しかも初対面(というより竹善が覚えていなかった。少なくともSLTとは初対面)―で、 Shihoは、ここを歌ってと言われていた部分を忘れてしまい、竹善に睨まれた"あれはShihoの番だという合図だった" 後でSLTのメンバーに謝りに行ったら、竹善はいいよいいよと言ってくれたが、西村智彦に睨まれた…そのトラウマの克服に パーカッションのイントロでまたも"きたーのー…" 9.La La La "今日は忘れなかった!" "次のS…Skoop On Somebody" TAKEにMCが長いと言われ、"え~、あんたに言われたくない"と思った ツイッターに投稿されるライブの感想が、今日はあの漫才が面白かったとかマツコ・デラックスみたいで面白かったとか… 竹善もかつて弾き語りのレパートリーが5、6曲しかなかった頃、30分のステージも2時間のステージも、トークで時間調整して5曲でこなした話 アリスがかつてメキシコのフェスに呼ばれた時、楽曲が少なかった上、スペイン語もできなかったので"アミーゴ!アミーゴ!"とエンドレスで繰り返していた話 + 谷村新司は売れなかった頃、エロ本専門店で趣味と実益を兼ねたバイトをしており、武道館ライブの後深夜シフトで店番をした話 (以下、メモったところでどうせ「当ブログの品位にかかわる話題は掲載いたしかねます」なので、勝手ながら終演後混雑する前にとトイレタイムとさせていただきました) 10.Amanogawa "ステキ~切ない歌~" "今は地図なんて見ないもんね~ ♪渋滞の道を避けて、ナビで抜け道を探して~…やっぱ地図がいい" 津軽弁ではツヅ 津軽弁はイ行がビミョーに難しい話 "しちじはんにしつじを呼べ"と津軽流に言うと…もはや通訳がいる SLTの30周年ツアーは青森でも開催、全編津軽弁のMCになる予定…どうなるやら(観たい~) 各メンバーのイベント・ライブ告知 →"最後のSさん…スティーヴィー・ワンダー" イントロが大好きだが、日本人的感覚で捉えるとダサくなってしまう―ので"今日は祭バージョン" 最初はちょっとヘンだが、ここはこらえて…"掛け声もよろしく" 11.Another Star 【アンコール】 "Sつながりはシュレルズ" Shiho、ピアノに "竹善さんの伴奏ができるなんて幸せ" 12.Will You Still Love Me Tomorrow 貴奈、安友子、鳥越を呼ぶ "最後にもう1曲Sさんつながり"―の前に"バナナサプライズ" 貴奈が「東京ばなな」のバナナシェイク味を買ってきたが、4本しかない―で、後ろ向きに客席に投げてキャッチさせる →"じゃ、貴奈からいこうか" 13.Isn't She Lovely (6月8日はSALTさんのお誕生日で、青木智仁さんのお誕生日である本日にレポを載せられるように下書きを用意したので、デコレーションケーキのイラスト。 ホントにこういうのを作るとしたら、楽器の飾りはおそらくチョコレートかクッキー…とか勝手に想像しつつ…) 竹善さんはライブにマメだし、様々なジャンルの人との共演にも積極的なため、1ファンである私にとってはこれまた、SLTを知った頃にはまだ敷居が高かったであろうジャズやフュージョンの世界に親しむ流れが自然に出来ていった要因です。 Fried Prideは竹善さんと共演するようになる前に「Ad-Lib」でお見かけしてお名前だけは知っていた、という記憶はありますが… スティーヴィー・ワンダーつながりで…「You Haven't Done Nothin'」の邦題が「悪夢」など、昔の洋楽で原題と全然違う日本語タイトルが付いている曲があるのはなぜだろう、とは私も思ったことが。 (「悪夢:nightmare」は3番の歌詞にありますが、今回のボビー・コールドウェルの「風のシルエット」は確かに「??」) ―といって、最近のただカタカナ読みだけのも、外国語が得意でない人には分かりにくいだけのような…(これは映画も) 今は昔、ロンドン短期留学に連れて行ったSLTのセレクションアルバムの中の「心の扉」をクラスメートに紹介した際、直訳では明らかに変というより通じなさそうに思い、勝手にちょっとひねって「Open your mind」と紹介した、なんて細かいことを思い出しました。 他、なんか面白いネタないかな~と思ったものの、時間がないので今回はパス。 今日(2018.6.12)は史上初の米朝首脳会談の日ではないか、ですって? 承知しています。 いつもはライブレポの曲名に動画サイトや関連サイトへのリンクを貼ることは字数・手間節約のため滅多にしないのに、今回は「La La La」にだけYouTubeへのリンクを貼っていることにお気付きの方、細かいところまでご覧くださってありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月12日 22時43分29秒
コメント(0) | コメントを書く
[ライブレポ] カテゴリの最新記事
|