「三度目の殺人」
昨日見ました。役所広司は嫌いではないけれど、何を言っているのか聞き取れないときがある。で、この映画は何を言いたいのか。別に映画に何かを言ってほしいとはあまり思わないけど、考えさせられるのが気持ちいい作品とそうでない作品がある。司法や裁判が「正義」を求めている、あるいは行っているのではないことは、ムカシから昨今までの出来事や判決を見ればわかる。それに戦いを挑む、作品ではない。福山の弁護士事務所も、弁護士を3人抱えて、何をやって食べているのかよくわからないが、それなりに「忙しく」ないと事務所は維持できないだろう。ボロい事務所ではあるけど、皆さん、着ているものは立派だし。で、福山がそんなに「悩んだり」するわけでもない。役所広司の心の「闇」をもっと掘り下げてくれればよかった。以上、長かったけど、ワシには今一つでした。