カテゴリ:社会風俗
先日の骨髄バンク登録時の事ですが、係員より「骨髄バンク登録と一緒に
献血もお願いできますか?」との依頼があった。もちろんokである。 書類に住所や名前を記入し、待機していたら、係員が「横尾さんは以前輸血を 受けた経験があるので、献血は遠慮いただいております」と言われた。 輸血を受けた事のある方が、献血できないのはまたもやHIVのせい。 献血された血液が、HIVに侵されているか否か完全にチェックできないのだ。 ところが、私は輸血された経験は全くもってないのだ。しかし、係員の操作 する端末には、私が輸血された経験が有るとチェックされていたため、不可と なってしまったのだ。 なぜこのようなことになったかというと、ワタクシは10年前の平成7年に、自動車 免許更新のため試験場を訪れた。その際、献血車が来ていたので献血しようと したのだ。この時も住所名前等記入の後、問診で、「不特定の相手と性交渉を したことがありますか?」と聞かれたのだ。“不特定の相手”とは非常に難しい 表現だなぁと、思いながらも、特に当時は“特定の相手”ではなかったので 「…ありますねぇ。」と答えたら、「今回は献血見送りさせてもらいます」と 言われ、腕を捲くらず帰宅した。 なんと、その時に係員はワタクシが献血を受けたことがあるにチェックを入れて しまったのだ。 そんな事とはつゆしらず、10年の歳月が流れ、その間ずーと間違った記録に なっていたのだ。 コンピューターが発達して、現在の情報管理は大変高度なものになった。 しかしちょっとしたミスが大問題を引き起こす事もある。 私の場合は、口頭説明だけで済んだし、たいした事でもないのだが(それでも 登録変更に2週間かかるという)東証のプログラム・ミスは耳に新しいだろう。 また、クレジットカードのいわいるブラックリストにも、身に覚えがないのに 載ってしまったとの事件も少なくないという。 己の知らぬところで起こることが、一番恐ろしいことだ。 横尾けいすけ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[社会風俗] カテゴリの最新記事
|
|