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2011.03.04
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カテゴリ:レビュー 感想

英国王のスピーチ

ちょっと脚色しているそうだが、ベースは本当に有ったお話。
大英帝国の王様が吃音症で悩んでしまう。過去の王はふんぞり返っていれば役目を果たせた。政は大臣たちにさせておき、王は承認するだけだ。だから演説も語りも必要ない。
ところが近年になってそうはいかなくなった。演説しないとならない立場に王がなってしまったのだ。

「出来ません」が許されない立場なのが辛いところだ。そのプレッシャーが更に吃音を強化してしまう。
当時の一流の医師でも効果を上げることが出来ず、困り果てたヨーク公(後のジョージ6世)とその妃殿下は言語聴覚士ローグと出会う。

最後はローグのお陰でハッピーエンドなのだが、何故ローグだけが王を救えたのかを考えながら観ると面白い。
彼が行ったのは、医療というよりもコーチングかもしれない。


横尾けいすけ Yokoo Keisuke
mail to keisuke450@gmail.com





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最終更新日  2011.03.05 23:47:49
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