カテゴリ:レビュー 感想
ちょっと脚色しているそうだが、ベースは本当に有ったお話。 大英帝国の王様が吃音症で悩んでしまう。過去の王はふんぞり返っていれば役目を果たせた。政は大臣たちにさせておき、王は承認するだけだ。だから演説も語りも必要ない。 ところが近年になってそうはいかなくなった。演説しないとならない立場に王がなってしまったのだ。 「出来ません」が許されない立場なのが辛いところだ。そのプレッシャーが更に吃音を強化してしまう。 当時の一流の医師でも効果を上げることが出来ず、困り果てたヨーク公(後のジョージ6世)とその妃殿下は言語聴覚士ローグと出会う。 最後はローグのお陰でハッピーエンドなのだが、何故ローグだけが王を救えたのかを考えながら観ると面白い。 彼が行ったのは、医療というよりもコーチングかもしれない。 横尾けいすけ Yokoo Keisuke mail to keisuke450@gmail.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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