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2012.04.24
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1976年、昨年度のワールドチャンピオンであるF1ドライバーのニキ・ラウダは、大きな事故を起こす。自身のマシンが発火し、大火傷と有毒ガス中毒を起こすこととなる。
彼は奇跡的な生還を果たすが、悠長に静養することもせず、6週間後にはイタリアGPに出場したのだ。
生死を左右するほどの大事故に臆する事のない、彼の勇気を人々は敬服した。

ニキ・ラウダ

人は恐怖を感じてしまうと、それが出来なくなります。
多くのF1ドライバーですら、恐怖の記憶がよみがえり、アクセルを踏めなくなるのです。
「前回みたいに出来ないかもしれない」
「また病気になるかもしない」
「あの人と同じに、商売が上手くいかないかも」
「うちの子が知らない人から声を掛けられたら、それは変人かも」
このように恐怖を想像すると、何も創造されなくなります。
出来ないかもと思ってしまったら、実力があっても出来ないし、
病気になるかもと思っていたら、大抵、病気になりますし、
脅えて商売をしている人が成功した例は、この世にありませんし、
変人が近くにいるかもという妄想をしていると、妙な性癖を持った人が寄って来るものです。

だから、恐怖感を持つのは止めましょう。・・・と言ったところで恐怖を止められませんね。
でも方法があります。恐怖感を小さくする方法があります。
それは、恐怖を感じるものを避けるのではなく、「向き合う」のです。
前出のニキ・ラウダの場合も、さっさと出場してサーキットと向き合ってしまったから恐怖感が大きく成らなかったのです。恐怖感が大きくなる前に新しい経験をしてしまえば、「恐怖感は感情であり、真の恐怖ではなかった」ということを潜在意識に教えられます。

難病や持病についてもそうです。あなたが辛いのは分かります。しかし、明日も痛くなるかも苦しむかもという恐怖感があるうちは、克服出来ないのです。
病気を助長しているものが自分の潜在意識なのだろうと思い、その事をまず認め、病気を治せない医者を恨むことなく他力本願することなく、自分自身と向き合うのです。
自分の内なる声を良く聞いてあげた後「分かりました。でも、もう大丈夫なのです」と恐怖感なく言えたとき、必ず治ります。

幼い頃に辛い経験をすると、その記憶が無くなる時があります。
例えば大震災で惨事を目の当たりにすると、数年後には覚えていないのです。
それは、幼児であるのにあまりにも大きな恐怖を経験してしまうと抱えきれないため、忘れさせるのです。しかし、顕在意識は忘れる事が出来ても、潜在意識はその恐怖を常に抱えています。だからトラウマが発生するのです。
このような事でトラウマが表れた場合も同じです。内なる声を良く聞いてあげて「分かりました。でも、その恐怖は過去の事です」と諭すのです。

恐怖感を小さくするトレーニングは、始めは上手く出来ないかもしれません。最初から合格点は取れませんが、気にすることなく、トレーニングを続けましょう。
勇敢なニキ・ラウダのように。

大切なあなたが
恐怖するものと向き合える勇気を
育てる決意を持ちますように。



横尾けいすけ Yokoo Keisuke
mail to keisuke450@gmail.com






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最終更新日  2012.04.24 14:06:15
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