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カテゴリ:紀州街道
紀州街道を高麗橋まで歩いた。
住吉大社から日本橋駅までは昨年の稲刈りの時期(約1年前)に歩いていたので、2回分を続けてアップする (昨年稲刈りの頃編) 紀州街道歩きを始める前に、住吉大社に参拝した。 住吉さんといえば太鼓橋 4棟ある本殿は全て1810年に造られ、いずれも国宝に指定されている。 お参りをすませると、ゴォー という機械音が気になった。 御田で稲刈りの真っ最中!(2012年10月22日撮影) こちらの田んぼはただの田んぼではなく、御神田。 神事としての刈り取りは数日前に終わっていて、残りを稲刈り機で作業していた。 住吉大社前から北に向かって歩く。 阪堺電車の軌道と車道で道幅は広いが、交通量はそれほど多くない。 住吉大社から東玉出まで雰囲気はこのまんま。 正直歩いていてもおもしろくない道で、路面鉄だけは楽しくなるような道だった。 進行方向右側奥は少し高台になっていて、ちらっと見えるマンションはオシャレ感のあるのも混ざっている。 そこは帝塚山界隈。 「すぐ帝塚山」という石碑があった。 淀川より南側では数少ない〈セレブ感〉のある地名だ。 西成スポーツセンター横で、阪堺電車は専用軌道になって紀州街道から東に分かれる。 高架は南海高野線、すぐ西には南海本線があり、高野線と本線はこのすぐ先で合流して天下茶屋、新今宮を経て難波へ向かう。 高架横には、 南海電鉄玉出変電所がある。 明治44年にできた変電所で今でも現役。なかなか味のある建物だ。 南海電車は古いものがたくさん残っている電鉄会社。「鉄」にとって奥深い電鉄会社のようだ。 遺産を大事にしているのか、単なるケチなのか、そこはどうだか知らないけど 高野線の高架をくぐって、阪堺電車天神ノ森電停に曲がる交差点で歩くのを一旦休止。 (阪堺電車 天神ノ森駅) ここからチン電で、恵美須町にワープ。 恵美須町に着きました。 ここは通天閣の最寄駅。 何十年も大阪に住んでいるが、ここを歩くのは初めて。車では何度も通っているけれど。 ここからは堺筋をひたすら北へ歩く。紀州街道=堺筋なのだ。 通りには電気屋さんが多い。 東京の秋葉原のようなところで、日本橋の〈でんでんタウン〉という。 最近はとんとご縁がなかったが、しばらく来ないうちに、日本橋にはアダルト系のショップが増えたような気がするのは、気のせいかしら。 昔からあったかなぁ~ 以前はもっと「電」の文字が多かったような気がするが、、、 日本橋3丁目の交差点近くには、「高島屋東別館」の立派な建物がある。 「高島屋東別館」といっても売場があるのでない。 元は松坂屋だったが、高島屋が買い取りオフィスと資料館にしている。 朝ドラの「カーネーション」では、心斎橋の百貨店としてロケに使用された場所だ。 日本橋1丁目の交差点がこの日のゴール。 歩いた距離は3.4km。 チン電でワープした区間は3km。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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