いーくんのかぜがなおったようだ!
今朝起きると、いーくんが、「ママ、おなか空いた」と大きな声で言っていた。やっと、すっかり熱が下がったようだ。昨日までおよそ1週間、いーくんは37度台から38度台の発熱が続いていた。鼻水、咳も出ており、典型的な風邪症状だった。年末に小児科にかかってみてもらっていたが、「4日くらいでなおる」と言われ、熱冷ましと咳止めのみで、抗生物質はもらえなかった。それにしても、小児科にかかってから3日経っても解熱しないし、昨日、もしも高熱が出たら、もう一度病院で見てもらうつもりだった。1週間近くも熱が下がらないということは、日本では経験したことがなかったので、とても不安になっていた。ミュンヘンの小児科ではちょっとくらいの風邪で熱が出ても抗生物質は処方されない、と聞く。これは、家庭医制度や緊急医制度が充実しているからこそ可能なことなのだろうと思う。確かに風邪の90%はウイルス性のものだと言われるし、肺炎・気管支炎・中耳炎などではない場合、抗生物質は不要で、3〜4日ほど安静にしていれば治る(らしい)。しばらく経っても具合が良くならない場合、また非常に具合が悪くなった場合には、救急を利用するか、もう一度家庭医で見てもらう。すなわち4日くらい熱が続いている段階でやっと抗生物質がもらえるということになる。医療体制が充実しているので、一回目の診療で抗生物質を出さなかったからといって、難しい事態につながることもないのだろうと思う。しかし、熱が出たら必ず抗生物質がもらえる国から来ている私にとっては、微妙な心境だ。日本だったら、熱がないときでさえ抗生物質が処方されることもあるし、年末に病院に行ったりすると、「予備」ということで2週間分くらいもらえたりする。日本だったら、やはり「念のため」ということで抗生物質が処方されるのだろう。と、分かってはいても、自分の子どものこととなると、とても微妙な感じだ・・・・それにしても、熱が下がって、本当に良かった!【元気になってゲームをしています・・・】 (In English)My son finally becomes fine in the morning today after a long lasting fever of a week. He is very sound usually, so I expected my son to recover soon, but he didn't. In Japan, customary, antibiotics is always subscribed to patients for a fever. However, German doctors will wait to know the patient really needs it. I was just used to the old custom of mine...I became a bit worried when only a box of fever-killer was given to us by the doctor we visited last week. She advised us to let my son rest for a while, and that's all. I was bit suspicious about her policy. In the end, my son becomes fine, and I am fine, too. I think it can be one of the cultural differences toward illness among Japan and Germany. It might be good not to rely too much on anti-biotics, however, still it can be so powerful. Can I get used to the another custom? I should try.