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NHK土曜ドラマ『君たちに明日はない』
今日は第４話「旧友」を観ました。

日本最大のメガバンクのリストラを担当する真介（坂口憲二）は、
面接室で高校時代のクラスメート池田昌男（青木崇高）と再会することに。
仕事で昔のクラスメートとの再開、無いようで、ありそうな話です。

２つの大銀行が合併したメガバンクのリストラを担当することになった
真介は、旧友・池田に対し面接室でリストラに応じるよう説得します。

２つの大銀行が「対等合併」とか「対等の精神で合併」とか言っても、
実際には対等なんてありえません。
一方が飲み込む側で、一方が飲み込まれる側。
つまり、一方が上で、一方が下。

旧友・池田は出身銀行では有能なエリートだったようですが、
吸収された側であったために、能力を生かすことができない閑職部署へ左遷。
銀行のみならず、合併会社ではよくあるパターンです。
合併したら同じ部署は２つもいらないし、人も必要なし。
優秀な方も、旧会社のポジションが下というだけで悲哀を経験することに。

真介は、旧友・池田に絶対銀行を辞めろと迫ります。
優秀でなければ、しがみついてでも銀行に残るように説得するし、
優秀ならば、能力を発揮できる新天地を求め、希望退職するように説得。
高校時代の旧友だけに、リストラ屋さんの領域を超える行動に出ます。

合併を繰り返すメガバンクには、いくらでもありそうな話です。
流石、NHKさんです。
次回は、来週がオリンピック放送なので、翌週になるとか。
次回の第５話も楽しみです。

1月16日の日記　NHK土曜ドラマ『君たちに明日はない』
1月30日の日記　『君たちに明日はない』　第３話「２億円の女」


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